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イギリスの若者の約半数は「100% 異性愛者(ストレート)」ではなく「バイセクシャル」だとした、驚くべき調査結果が英YouGovより発表された。
英YouGovは、1632人を対象にリサーチしたキンゼイ指標(異性愛と同性愛の性的指向度合いを示す指標)を公開した。
まず一つめのグラフは、「18歳~24歳の若年層」と「それ以上の大人」に分けて調査を行った。調査内容は、「完全に異性愛者」と「完全に同性愛者」に分け、その度合いを6段階で回答してもらい、グラフにまとめている。
以下グラフでは、右にいけばいくほど、同性愛者に偏る傾向がある。グレーが付いている部分は、同性愛指向が少しでもあると回答した、バイセクシャルゾーンとなっている。
グラフ1/若年層と大人の「完全に異性愛者」と「完全に同性愛者」度合い
グラフを見ると、「完全に異性愛者」と答えた大人は全体の72%。しかし、18歳~24歳の若年層では46%と過半数を下回っている。
グラフから見るに、「自身はバイセクシャルかも」と考える若者層が全体の54%存在していることになる。この54%の中から、「完全に同性愛者」と答えた6%を抜くと、全体の48%の若者層が自身をバイセクシャルと認識していることになる。
また、このバイセクシャル割合を、年齢別で比較したグラフは以下のとおり。
グラフでは、「18歳~24歳」「25歳~39歳」「40歳~59歳」「60歳~」の4つの年代に分け、「完全なる異性愛者 or 同性愛者(グラフ青色)」「バイセクシャル要素がある(グラフ赤色)」の2択の質問の回答がグラフにまとめられている。
グラフ2/年齢別バイセクシャル割合
上記のグラフから見るに、年代が上がるにつれてバイセクシャル割合が低いことが分かる。
注目すべき「18歳~24歳」の若年層では、バイセクシャル要素があると答えた層は43%と、約半数が自身をバイセクシャルだと自認していることになる。
もちろん、被験者の育った環境により一概に「若年層はバイセクシャル割合が約半数」といった断定はできないが、現代の若者が性への多様な選択肢を持っていることには間違いなさそうだ。
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