英人気バンド「イヤーズ&イヤーズ」のフロントマン、オリー・アレクサンダーが、自身の体型について悩んだ過去を明らかにした。
オリーは、BuzzFeedが主催するFacebookの生中継イベントでこう語った。
「自分のガリガリ体型が嫌だったんだ。他の男子みたいにマッチョだったらいいのにって思ってたよ」「でも体重は増やしたくもなかったんだ。それはそれで違う気がしてたから」
現在25歳のオリーは、10歳の時から自分の痩せ型のカラダを嫌悪するようになり食事を抜いたりするようになった。本人曰く、摂食障害とは診断されなかったそうだが、食べ物に関して問題があったのは明らかだという。
その苦悩は10年以上続いたが、現在ではセラピーを受けて回復したと話す。
オリーのように自身の体型についてコンプレックスを持つ男性は多い。
調査機関YouGovによると、イギリス人男性の31%が、自身の体型を魅力に欠けると答えており、摂食障害経験者は1000万人に上るとまでいわれている。
最近、これまでの「男らしさ」の定義に疑問を投げかける動きが活発になっている。
例えば企業CMにおいては、ステレオタイプを打破しようとする「AXE」のCMや、様々な男性の体型美を讃えた「アメリカン・イーグル」のキャンペーンが記憶に新しい。