現地時間5月17日、メキシコ全土にて同性婚合法化が発表された。
エンリケ・ペニャニエト大統領は、同国全土で同性婚を合法化するための憲法改正案に署名。同性婚は既に首都メキシコ市を含めた8州で認めているが、メキシコ全土での合法化には至っていなかった。
ペニャニエト大統領は、「結婚の平等を推進し、それを憲法と連邦民法に明記するための改革案に署名した」とツイッターの公式ページで発表。
また、財務長官のツイッターページにも、レインボー画像に「我々はなぜ戦うのか」と記載し投稿した。
#PND 2013-2018, establece el objetivo de garantizar respeto a los DDHH y erradicar la discriminación. #SinHomofobia pic.twitter.com/uSF1c4IwlJ
— SHCP México (@SHCP_mx) 2016年5月17日
メキシコでは、首都メキシコ市は2009年に同性婚を合法化。これまでに32州のうち8州が同性婚を認めている。
カトリック信者が多いメキシコでは、同性婚は否定派が多かったが、今回の大統領の改革発表により、国全土の合法化実現は近い。