女優シャーリーズ・セロンが、トランスジェンダーの娘がいることを明らかにした。
シャーリーズ・セロンは、2012年より2人の子どもを養子に迎えたシングルマザーだ。そのうちの一人が、トランスジェンダーの女の子だという。
英デイリーメール紙のインタビューに答えたシャーリーズは、現在7歳になるジャクソンについて口を開いた。
ジャクソンは、出生時の性別は男の子だが、本人は女の子だと自認しているという。
「私も彼女のことを男の子だと思っていたの。彼女が3歳のときに私に向かって『私は男の子じゃない』と言うまではね」と語る。
シャーリーズは、トランスジェンダーの女の子ジャクソンと、もう一人の娘オーガストについて「私は女の子2人の親なの」と語り、娘たちの性自認を尊重しているようだ。
「どんな親でもそうであるように私は子どもを守りたいと思っているし、彼女たちが健康に育つのを見たいと思っている」
シャーリーズは、ジャクソンが女の子だと主張したときから、女の子の服を着せているそうだ。
「親としての私の仕事は彼女たちを祝福し、愛すること。そして彼女たちがなりたいものになるために必要なものがちゃんと手元にあるようにすることだと思っている」
「彼女たちは彼女たちとして生まれたし、成長する過程で自分自身を見つけられる世界にいる。彼女たちがどんな存在になるかを決めるのは私ではないわ」とキッパリ語った。
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数多くの有名作品に出演で知られるシャーリーズだが、彼女を一躍スターダムに押し上げたのは、レズビアン役を演じアカデミー賞を受賞した「モンスター」だ。
それ以来、LGBTコミュニティの中でもアイコンとして知られている彼女だけに、実の娘の性自認を尊重しサポートする姿に多くの称賛が集まっている。