オープンリーゲイの世界的アーティスト、キース・ヘリングの生誕60周年を記念した特別展『Pop, Music & Street キース・ヘリングが愛した街 表参道』が、表参道ヒルズにて開催される。
期間は8月9日(木)から8月19日(日)まで。
アンディ・ウォーホルやバスキアなどと同様に、1980年代のアメリカ美術を代表するアーティスト「キース・ヘリング」。
ニューヨーク地下鉄構内の広告板に落書きをする《サブウェイ・ドローイング》というグラフィティ・アートで一躍脚光を浴びた彼は、エイズにより31歳の若さで亡くなるまで、絵画や彫刻、アニメーション、レコード・カバーに至るまで幅広い作品を残した。
ポップな作風で知られているが、核放棄やエイズ予防、 LGBTのカミングアウトを促すナショナル・カミングアウト・デーなど、社会性の強い作品を多数発表している。
キースは1986年にオリジナルグッズを発売する《ポップショップ》をニューヨークに開店。1988年にはニューヨークの1号店に続き東京・青山にもショップをオープン。
当時ストリートパフォーマンス が流行していた表参道の歩行者天国で、路上にチョークでドローイングをするパフォーマンスを行い大きな話題を呼んだ。
そんな思い入れのある街「表参道」にて、30年の時を経ての大規模な展覧会が開催!
中村キース・ヘリング美術館が所蔵するオリジナル・ポスターをはじめ、ハウスミュージックやパンクロックのレコード・カバーなど約70点を東京で初展示。
また、キースが表参道の路上にドローイングする貴重な姿を捉えた秘蔵写真約30点も世界初公開される。
その他、会場内には当時の《ポップショップ》を彷彿させるブースが登場し、多数のキースグッズが販売されるそうだ。
展覧会は8月9日(木)から8月19日(日)まで。しかも入場無料!
ちょうど夏休みのお出かけシーズンなので、ぜひ表参道ヒルズに足を運んでみて。