インドのLGBTマガジン「Pinkページ」が、510人のゲイ・バイセクシュアル男性を対象にセックスについての調査を行なった。
調査によって、インドのゲイ・バイ男性の恋愛・セックス観が浮き彫りとなった。
調査によると、およそ半数のゲイ・バイ男性がシングルで、真剣にパートナーを探しているという。
シングルでパートナーを探していない人は17%のみだった。この結果は、よくいわれる「ゲイは一人のパートナーと恋愛関係を維持するよりも、あらゆる人とセックスを楽しみがち」というステレオタイプな意見を否定する内容だろう。
また、3割の回答者が「初めて付き合ったときの年齢」について18歳以下と答え、同性愛者同士でも若いうちからパートナーを見つけている人がいるようだ。
理想のパートナー像についての質問でトップを占めたのは、「相互理解」や「知性」などの内面的な要素だった。3位に「見た目」がランクインした。
恋愛における障害についての質問では、「法的に可視化されていないから恋愛し辛い」という回答が多かった。また、中には「お酒やタバコを吸う人と恋愛できない」という回答もあった。遠距離恋愛も恋愛における大きな障害と考えられており、90%の人々が遠距離恋愛を「試練」と答えた。
一人のパートナーと恋愛関係を維持することを好むゲイ・バイ男性もいる一方で、奔放なセックスライフを楽しんでいる人たちがいることも、今回の調査で明らかとなった。
半数以上の回答者が18歳以前よりセックスを楽しんでいたという。
相手はクラスメイトや近所の人、いとこに至るまで、あらゆる人々とセックスを楽しんでいるようだ。
また、アナルセックスを初体験する年齢は、18歳から21歳が最も多かった。一方で4分の1の回答者が「アナルセックスを一度もしたことがない」と回答した。
セックスの役割については、リバが40%を占め、その他の役割はウケが35%程度、タチが25%程度と、全体的にウケの割合の方が高い結果となった。
経験人数については、最も多かったのが11人から20人で17%だった。4%の人々に限っては、なんと250人以上との経験があるようだ。
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どうだっただろうか?
ゲイが住みにくいとされるインドでも、ゲイ・バイたちはそれなりに恋愛やセックスを楽しんでいるようだ。