世界的ファッションデザイナー、ジャン・ポール・ゴルチエを描いたミュージカル作品『ファッション フリーク ショー』が、2023年春頃に日本公演されることがわかった。
『ファッション フリーク ショー』は、パリで約25万人を動員した2018年の初演以来、世界中からのラブコールを受け、今回ワールドツアーが実施されることとなった。
ゴルチエといえば、言わずと知れた世界的ファッションデザイナー。ゲイを公言している著名人でもある。
自身のブランドのほか、エルメスのデザイナーも兼任。2020年1月には現役引退を表明していた。
そんなゴルチエの半生をふりかえるミュージカルでは、演出・デザインはゴルチエ自身が手掛けており、登場する衣装の数はなんと200点以上!
ゴルチエの貴重なコレクションから選りすぐりの代表作・人気作はもちろん、このショーのためにデザインした新作も見どころとなる。
劇中のオリジナル楽曲は、マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」、デヴィッド・ボウイ「レッツ・ダンス」など世界的ヒット曲を生み出した音楽プロデューサーのナイル・ロジャーズが制作。
また、振り付けは、マドンナ、クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ、ストロマエ、ミュージカル「レジスト」などのダンスを手がけたフランスの振付師、マリオン・モーティンが担当。コンテンポラリーからストリート、ジャズまで多岐にわたるダンスで作品を彩る。
ジャン・ポール・ゴルチエの半生を、煌びやかな衣装、多彩な音楽、そしてジャンルにとらわれない自由なダンスで紡ぐエンターテインメント『ファッション フリーク ショー』。来年の上演を待ちたいところだ。