日本で初めてとなるLGBTQセンター『プライドハウス東京レガシー』が、10月11日(日)に、東京・新宿にオープンすることがわかった。
『プライドハウス東京レガシー』は、日本で初めての常設のLGBTQセンター。
「センター」と聞いてもなんだか分からないが、LGBTQにかんするさまざまな情報発信の場としてつかわれれる。
たとえば、LGBTQに関する書籍、雑誌、資料などを大量に保存し、誰でも閲覧ができる(図書館のような)アーカイブとしての役割があったり、みんなで交流できるイベントスペースがあったり、悩み相談ができる相談室があったりと、多目的につかえるセンターとなっている。
海外に目を向けると、先進的な都市にはLGBTQセンターが設立されており、現地の人々の憩いの場や、歴史を保存するという重要な役割をになっている。
このような施設は今まで日本になかったが、はじめて新宿に誕生するのはうれしいところ。
同施設を運営する「プライドハウス東京」は、さまざまな団体・個人・企業が連携する集団。
もともとは東京オリンピック中に開催し、その翌年、2021年以降に場所を残す予定だったが、オリンピックが新型コロナで延期したことをふまえ、今年10月のオープンをきめたという。
同施設の設立資金は、昨年末にユーミンやMISIAが出演して話題になった大型音楽イベント「コカ•コーラ presents LIVE PRIDE ~愛をつなぎ、社会を変える。~」をはじめ、各種スポンサー企業や各種助成金などがあてられ、継続的な運営を目指しているという。
また、運営資金をあつめるクラウドファンディングも現在開催中。もし応援したい人は少額でも支援してみてはどうだろうか。
>> LGBTQ資料を収集し、コミュニティ・アーカイブを作りたい!
場所は、新宿御苑前駅から徒歩3分の好立地。新宿二丁目からすぐなのも嬉しいところ。
みんなが集まる憩いの場として活用したり、貴重なゲイ雑誌や資料をよむ図書館的な役割としても。ぜひチェックしてみて。