米ドラァグクイーンのオーディション番組『ル・ポールのドラァグレース』が、米TV界最高峰の「エミー賞」にて5部門に輝いたことがわかった。
同番組は、米現地時間9月17日におこなれた第70回エミー賞にて、「リアリティ番組 コンペティション部門」の最優秀作品賞に選ばれたほか、司会であるル・ポールが「最優秀 司会賞」を受賞。同じ年に同時に受賞したのはエミー賞始まって以来の快挙だそう。
そして今年は20部門でノミネートされ、最高峰である作品賞のほか、司会賞、演出監督賞、ヘアスタイリング賞、衣装賞の5つ受賞している。すごい!!
受賞スピーチでル・ポールは、これまで140人のクイーンを輩出したことや、出演者、スタッフに感謝をのべたのち、最後は番組お決まりのセリフ「If you can’t love yourself
How in the hell you gonna love somebody else?
Can I get an amen? Let the music play!(あなたが自分自身を愛せないなら、どうやって他人を愛せるわけ?)」でスピーチを締めくくった。
ちなみにドラァグレースは、2016年にはじめてエミー賞を受賞してから2018年まで3年連続受賞している。
2009年にシーズン1がスタートしてからというもの全世界的にヒットを連発し、現在10シーズン(+2つのオールスターシーズン)を終えてもなお勢いが衰えることを知らない。
日本ではシーズン9までNetflixにて配信されており、多くのファンをかかえている。シーズン11も発表されているため、世界的ドラァグブームはまだまだ続きそうだ。