LGBT映画に焦点を当てた「関西クィア映画祭」が、今年も大阪・京都の2会場で9月21日(土)から開催される。
関西で行われる「関西クィア映画祭」は、東京の「レインボーリール東京(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭)」に並ぶ有名な映画祭で、今年で13回目を迎える。
今年は14の国・地域から合計36作品が上映され、上映数はLGBT関連の映画祭としては最大だとか!
多くのLGBT映画祭では、同性愛をテーマにした作品の上映が多いが、同映画祭は、”LGBT”では表しきれない「多様な性のあり方、生き方」を捉えた作品を集めているのが特徴だ。
なかでも、トランスジェンダーやバイセクシュアル、性分化疾患(DSD)、セクマイ×障害(ろう)といった、これまであまり扱われてこなかったテーマにも力を入れている。
今年の見所は、トランス男性であるジュールズ・ロスカム監督の大規模な特集だ。
自身もトランス男性で、トランス映画を多数手がけてたロスカム監督の7作品(長編4作、短編3作)が一堂に会する!
トランス男性とゲイの友情を描いた『フィッツジェラルド、ここに眠る』や、セクマイならではの複雑な人間関係を描いた『クィアな仲間の作り方』など、気になる作品ばかり。
メジャーからここでしか観れないマイナーな作品まで、全36作品を観られる貴重な映画祭。
大阪は9月21日(土)~9月23日、京都では10月18日(金)~10月20日(日)と2会場で開催。気になる人は足を運んでみて。