突然ですが、あなたは「白ブリーフ」を好きですか?
白ブリーフこと通称「白ブリ」は、ゲイたちの間でも根強いファンを持つパンツですよね。
もしあなたが白ブリをはいたことがないのであれば、ぜひとも本記事を読んでほしいです。今回は白ブリ歴5年の編集部エディターMが、白ブリの魅力についてアツく紹介!
まずは白ブリの魅力3つから。
やはり白ブリといえば、その圧倒的なまでの清潔感でしょう。
白ブリといえば思い出すのが、かの有名なカルバン クラインの広告写真。オープンリーゲイの世界的写真家ブルース・ウェーバーが撮り下ろした一枚で、世界中の男子を虜にします。
真っ青な空に似合う純白のパンツ。特に夏に似合いますが、オールシーズンを通してはけるベーシックな一枚。白ブリを履いているだけで清潔感と潔さが漂います。
余談ですが、好きなタイプに「清潔感がある人」を真っ先に挙げるゲイは多いですよね?やっぱり清潔感はマストです。
カルバン クラインの広告写真に代表されるように、白ブリは時代をとわないタイムレスな魅力があります。
今やパンツの型やデザインは多種多様であり、世界中のパンツメーカーが新作を出し競い合っていますが、白ブリはその姿をほとんど変えることなく、また多くのブランドの色にそまらず残る貴重な存在です。
おそらく今はいても、10年後、20年後、もっと長くはいても、変わらないであろう普遍的なベーシック。服でいうところの白Tとおなじでしょうか。
パンツに求めるものは人それぞれですが、「セクシーさ、エロさ」は重要なポイント。
しかし、ただセクシーさ・エロさを出せばいいとも限りません。特にゲイ向けのパンツは過激なデザインが好まれる傾向にあり、メーカー側はセクシー路線に偏りがちです。
またパンツの形をとってみても、ボクサーだと普通すぎるし、ビキニだと際どすぎる、ケツワレだとガチ感が強い。
そこで白ブリが登場するわけです。
View this post on Instagram
View this post on Instagram
カッティングはブリーフなのでやや際どく、お尻のラインもくっきり出るのでエロさは抜群。しかしそのエロさを”純白さ”で中和することにより、エロすぎない「ちょうどいいセクシー」が生まれます。
ただし、同じブリーフといえど黒ブリーフであれば話は別。
黒だと大人のエロスを醸し出してしまうので、白ブリのちょうど良いバランスは絶妙なのです。
また白ブリって、意外にも体型や肌色を選ばないんですよね。
色白がはくと清潔感倍増だし、色黒がはくとコントラスがはっきりしてグッと男らしくなる。
線の細い人がはいてもビキニラインが浮き出てセクシーだし、太めの人がはいてもお尻周りのプリっと感が強調されるのでたまりません。
白ブリの魅力がじわじわと分かってきたところで、選ぶ時のポイントをご紹介。
白ブリには、「股上が深いタイプ」と「股上の浅いタイプ」の2種類があります。ここで間違えてはいけないのが、「股上が深いタイプ」はさけるべきということ。
股上が深いタイプは、一歩間違えると昭和のおじさんスタイルになるし、もし童顔や20代であればオムツスタイルにも見えてしまいます(もちろん人によりますが)。
王道のカルバン クラインも、股上が浅い〜深いタイプまで様々な商品を出していますが、近年は股上の深いブリーフが目立ちます。
これは2016年にクリエイティブディレクターに就任したラフ・シモンズがクラシカルなスタイルを好むためです。
股上が深いとボテっとして見え、一気に野暮ったくなります。
白ブリの持つ清潔感のあるセクシーさを求めるのであれば、「股上の浅いタイプ」一択です。
個人的に白ブリをはいてきた中で一番受ける質問が、「洗濯大変そう」「汚れそう」です。結論からいうと、はい、汚れます。
半年~1年はくと真っ白からオフホワイトに、もっといけば黄ばんできます。
白ブリ信者の私からいわせてもらうと、もともと清潔感を求めてはくパンツなので、「汚れたら捨てよう!買い換えよう!」という心構えです。
さきほど「白はいさぎよくていい」と書きましたが、この捨てる勇気もふくめていそぎよいと思っています(こじつけではございません…!)
そろそろ白ブリの虜になったところで、ここで残念なお知らせが。実は日本で買える白ブリは少ないんです…!!!
これは多くのパンツブランドに共通していますが、白ブリは日本では需要が低いため、あまり数が入ってこないそう。
実際、原宿にオープンした日本初上陸の「カルバン クライン アンダーウェア」で話を聞きましたが、本国アメリカでは数多くのブリーフが発売されていますが、日本ではボクサー人気が高いためブリーフはほとんど入荷していないそう。大手百貨店やセレクトショップでも同様の回答でした。
ベーシックな白ブリは、もしかするとパンツ界の絶滅危惧種かもしれないです。
そこで、日本でも手に入るオススメの白ブリーフを3つ紹介します。
まずは白ブリの王道の「カルバン クライン」から。
パンツ界に革命を起こした王者は今でも健在。肌さわりの良いコットン素材の純白パンツに、ウエストゴムにはブランドロゴがしっかりと。履いていると「おっっCKのブリーフイイね!」とリアクションされること間違いなしです。
本国アメリカでは多くのラインナップがありますが、日本で買える白ブリはかなり限られています。
上記のパンツ(3,240円)以外だと、型は違いますが、人気のパンツ通販「イージーモンキー」の白ブリは3枚セットで4,768円(+税)とお得なのでオススメ。筆者もヘビーユーザーです。
国産の人気パンツ「TOOT」の白ブリーフ。
TOOTではブリーフというジャンルがないため、こちらは「ビキニ」のカテゴリー商品。形的にはブリーフに位置付けされるでしょう。とはいえやや短めなので、ブリーフとビキニの間ぐらいでしょうか。
TOOTらしく、股上が浅く、ヒップラインを強調した一枚。ウエストゴムのロゴもグレーで控えめで、白ブリならではの清潔感が際立ちます。
ユニークで尖ったデザインの多いTOOTですが、この白ブリはベーシックで飽きのこない王道の一枚です。
人気のパンツ通販「イージーモンキー」から9/1に発売されたばかりの新ブランド「アンダースタンド(UNDERSTAND)」。
やりすぎないローライズ感と、お尻部分はしっかりカバーしつつも形良く持ち上げてスタイルアップ。
また、海外ブランドにありがちな、欧米人との体の違いによるお尻のダブつきやゆるみを解消し、日本人男性に合わせた設計でフィット感抜群。
白ブリの良さである、シンプル&清潔感を出すためにディティールはシンプルに最小限に抑えています。こだわりながらも価格は1,800円(+税)とお手頃!
パンツ通販として長い実績を積んだ同社が”究極のスタンダード”を目指した一枚です。
***
もし白ブリ未経験であれば、この機会にチャレンジしてみてはどうでしょうか?
日本でもセクシーな白ブリ男子が増えることを願って。