モテるには「外見」が重要なのは言わずもがなだけど、実は「匂いと声」も、外見と同じくらい重要だということが調査により明らかとなった。
Frontiers in Psychology誌に掲載された論文によれば、著者は40年間(1977年~2017年)に発表された人の魅力について書かれた73本の研究を再調査。視覚、聴覚、嗅覚にわけて分析した。
その結果、人の魅力とは何かひとつの要素で決まるものではなく、複数の魅力が合わさることで生まれるものだと結論づけた。
また、その中でもその人の発する匂い(体臭)や、声のトーンが大きな役割を果たしているそう。
同研究を指揮した、ポーランド・ヴロツワフ大学のアガタ・グロイェッカ氏によれば「匂いにはその人をセクシーだと評価付けるものがあり、それによって相手をその気にさせることができます。ただし逆に言えば、好ましくない匂いは拒絶されることにもつながります」
声のトーンについては、その人が持つ力強さ、繁殖力を判断するサインとなり魅力につながっているそう。
しかしながら、これまでの研究のほとんどは「外見」について書かれてあり、匂いや声がもたらす魅力について調査された数自体が少なく、細かいことは分かっていないそうだ。
たしかに、一般的に良い匂い/悪い匂いで分類されるだけではない、”一目惚れ”のように、その人の体臭(フェロモン)に惹かれた経験はないだろうか?
声も同じで、トーンの高い低いを問わず「心地よい」と感じることが人によってあるだろう。
外見至上主義になりがちなゲイのみなさん、もっと相手の「匂い」や「声」にフォーカスを当ててみてはどうでしょう?