名作ゲイドラマ「ルッキング」で知られるアンドリュー・ヘイ監督の最新作『異人たち』が、2024年春に劇場公開されることがわかった。
原作は、日本人作家・山田太一作の1987年に出版された小説「異人たちとの夏」。
もともとは日本テーマの作品だが、本作では舞台を現代ロンドンに移し映像化されるそうだ。
ストーリーはこちら。
夜になると人の気配が遠のく、ロンドンのタワーマンションに一人暮らす脚本家アダムは、偶然同じマンションの謎めいた住人、ハリーの訪問で、ありふれた日常に変化が訪れる。
ハリーとの親密な関係が深まるにつれて、アダムは遠い子供の頃の世界に引き戻され、30年前に死別した両親が、そのままの姿で目の前に現れる。
想像もしなかった再会に固く閉ざしていた心が解きほぐされていくのを感じるのだったが、その先には思いもしない世界が広がっていた──。
アンドリュー・ヘイは、2011年の『ウィークエンド』、2015年のHBOドラマ『ルッキング』らゲイテーマの作品を多数手がける映画監督。自身もゲイをオープンにしている。
映像の美しさ、そして人々の親密な関係をとらえることに定評がある監督だ。
本作は、2024年春に劇場公開。
まだ具体的な日程は決まっていないが、公開を楽しみに待ちたいところだ。