男同士で楽しめるデートスポットを紹介する、「男ふたりのデートガイド」。
今回は、山手線沿いの「代々木駅」で楽しめるデートプランを紹介したい。
代々木駅といえば、日本一のターミナル駅・新宿駅のとなりという好立地にも関わらず、休日でも人が少ない穴場エリア。
新宿の人混みから抜け出したい、まったりデートしたいという人に絶好のスポットだ。
代々木デートのメリットは、「土日でも人が少ない」「新宿から徒歩すぐの好立地」「グルメが豊富」の3つ。
逆にデメリットは、「買い物などショッピングには向かない」ところ。服屋・雑貨屋、商業施設などが極端に少ない。
代々木デートのおすすめはズバリ、日中は代々木公園でまったり、夜はグルメ&お酒、が鉄板の楽しみ方なのだ。それを踏まえた上で紹介していこう!
代々木デートのスタートは、駅徒歩1分の「代々木ヴィレッジ」からスタートしよう。
代々木唯一の商業施設で、世界中の珍しい植物が集まり、まるで植物園の中にいるかのような雰囲気が魅力だ。
中の雑貨屋&カフェを一通り見たら、代々木公園でのピクニック用に、「プルクル」で自家製酵母のパンを買い、「ディムライト コーヒー」でコーヒーをテイクアウトしよう。
少し休憩するなら、2Fにある紅茶専門店「コンテナート」で、バオバオのチーズケーキと紅茶セットを頼むのも良い。
日中のメインは、代々木公園(芝生公園)でまったりピクニックをしよう。
一般的に、代々木公園は原宿駅からすぐの「入り口」から入るが、実は「出口」から入る方がオススメ。
代々木駅から行くときは、Googleマップで「西衛士詰所」を検索して向かおう。
「西衛士詰所」は原宿駅から入る明治神宮の出口にあたる部分で、代々木駅から徒歩14分なので歩ける距離。
西衛士詰所から入って、道なりに行くと「芝生公園」が見えてくる。
芝生が辺り一面に広がっており、その開放的な空間はピクニックをするのに最適!
日本版エンパイアステートビル(ドコモタワー)もあるし、気分はまるでセントラルパークにいるかのよう。
ここで、お洒落なレジャーシートを広げて、先ほど買ったパンとコーヒーでランチをしよう。
土日の代々木公園は人でごった返ししているが、この芝生公園にはほとんど人がいない、知る人ぞ知る穴場デートスポットなのだ。
ピクニックを楽しんだら、日が落ちる前に代々木駅に戻ってご飯に繰り出そう。
食べること大好き&飲み大好きな2人なら、代々木駅の駅前にある「ほぼ新宿のれん街」がオススメ。
古い建物を改築して8店舗が集う居酒屋街で、ちょい飲み、ちょい食べでいろんな店をハシゴして楽しめる。
絶対行ってほしいのが、シャンパン×餃子を組み合わせた個性派バル「泡泡 シャンパンマニア」だ。
ブルジョワなモエシャンドンと、庶民の食べ物・餃子を一緒に楽しむという何とも個性的なお店。平日・土日問わずいつも大盛況の人気店!
そのほか、うな串と焼き鳥店「う福」や、もつ焼きとワインの店「キャプテン」、牛タン酒場の「いろ葉」と、ちょい食べ&ちょい飲みで数件ハシゴしたい。
どの店もワイワイガヤガヤ、コスパの良いカジュアルな店ばかりなので、男ふたりでも全然問題なし。
今日は海鮮!の気分なら、「ほぼ新宿のれん街」のすぐ側にある「鮨だり半」に行けば間違いない。
回らない鮨屋だけど、堅っくるしい雰囲気は一切なし。
鮨屋がやっている大衆居酒屋のような感じで、いつも人の活気でワイワイと賑わっている。(人気店につき予約していくのがベター)
鮨は一貫から頼めて、毎日仕入れる魚も活きがよく、何を頼んでもハズレなしに旨い。また、2人でたらふく食いお酒数杯づつでも1人5000円前後とコスパも良し。
予約するならカウンター席がおすすめ。店はワイワイガヤガヤしており、2人の話し声は気にならないからカウンターでも安心できる。
気取らないデートには最適なお店だ。
タイ料理やアジアン料理好きの2人なら、カンボジア料理「アンコールワット」も選択肢にいれておいて。
こちらは代々木の裏路地にある有名なカンボジア料理のお店で、創業40年近い老舗店。
カンボジア料理はフォーや春雨など全体的に優しい味付けのため、日本人好みの味といわれている。一皿一皿ボリュームがあるので、アラカルトで数品頼んでもお腹いっぱい!
オススメは名物の「蟹肉と春雨の炒め」と、〆のデザートにはカンボジア名物「かぼちゃケーキとココナッツアイス」をチョイスしよう。
お得なランチ~ディナーまで何でもござれの使い勝手の良いお店だ。
カジュアルなお店ではなく、デート感のある小洒落たお店を求めているのなら、代々木駅から徒歩7分にある「ビストロ コンカ」に行こう。
こちらは裏路地にひっそりと佇む、知る人ぞ知る人気ビストロだ。
店内はこんじまりとしており、落ち着いて会話をしながらワインと美味しい料理を楽しめる。
料理はどれも独創的で、ワインに合う「白レバとフォワグラのブリュレ」や、「鴨生ハムとドライトマトのグリーンサラダ」、トリュフが乗った「コンカのオムレツ」や、食べ応えたっぷりの「牛カイノミのステーキ」などなど、どれも本当に…美味しい…。
小洒落たレストランだが、友達・同性同士のお客さんもいるので、男ふたりでも居心地の悪さはなし。(テーブル席と少しだけ離れているカウンター席がオススメ)
もしお酒好きのカレなら、ご飯のあとに飲みに繰り出そう。
多くの居酒屋が立ち並ぶ代々木エリアの中でも、ひときわ個性的なバーが「アガベリア」だ。
店名にある「アガベ」とはテキーラの原料のこと。
日本でいうテキーラは、クラブで一気に飲む酒のイメージだけど、最近ハリウッドセレブたちの間では上質なアガベを使った「プレミアムテキーラ」が一大ブームになっている。
なんと、あのジョージ・クルーニーやジャスティン・ティンバーレイクらは好き過ぎて、オリジナルのテキーラブランドをプロデュースするほど!
アガベスピリッツの専門店「アガベリア」は、世界各国のプレミアムテキーラを100種類以上取り揃えたアジア唯一のバー。
特に、フレッシュなフルーツと組み合わせたテキーラカクテルが最高。
名物の「ミントたっぷりパローマ」は有機グレープフルーツ×ライム×ミントの爽やかシトラスの香りと、すっきりしたテキーラをミックス。有機アガベシロップで甘味を調整することもできる。
また、有機フルーツ(ストロベリー、キウイ、ブルーベリー等)をスムージー状にしたカクテルも人気メニュー。フルーツの甘みに度数の高いテキーラが加わった、頭が冴えわたる爽快感が心地いい。
ぜひ、お酒好きのカレと一緒に行ってみてほしい。
ディナーのあと再び「代々木ヴィレッジ」に戻り、施設内にある「ミュージックバー」に足を伸ばしてみるのも良い。
こちらは、名プロデューサー・小林武史が厳選した3000枚を超えるアナログレコードのライブラリーを、最高峰のサウンドで楽しめるミュージックバーだ。
レコードが敷き詰められたクラシックな店内でも良し、晴れていれば外のテラスでビアガーデン感覚で楽しむのも良し。
ビジュアルにもこだわった、珍しいクラフトカクテルやクラフトビール、豊富なウイスキーがラインナップされており、バー好きにはたまらない空間。
デートの〆に、代々木でしか味わえない小洒落た夜を過ごしてみて。
いかがだっただろうか?
代々木は、買い物やお店めぐりは弱いけど、グルメ所が多く人混みが少なくて穴場感がある。
ぜひデートで活用してみて!