ゲイバー「Video Pub」へ
ヘラニ・ハマルカ通りを進み、Yohanan Horkanos Stを曲がった所にVideo Pubはあります。エルサレムらしい趣のある石造りの門から、敷地内に進んでいきます。

この門を進んだ先にVideo Pubがある。

門の左上にある、レインボーで「V」とデザインされた看板が目印。

そのまま中へすすむ。ドラァグクイーンショーなどのフライヤーなどがある。

右側にある階段を登った先にVideo Pubのエントランスがある。

エントランス前の踊り場は喫煙場所のようになっている。
Video Pubの中の様子
全体的に中はこじんまりしていて、 大きく3つのスペースに分かれています。 「カウンタースペース」「立ち飲みスペース」「テラススペース」をそれぞれ紹介していきましょう。
カウンタースペース

入ってすぐのところにバーカウンターがある。雰囲気は日本のゲイバーにも似ているが、サービスは欧米式のショットバー。店員が女性の時もある。

カウンターに英語とヘブライ語(イスラエルの公用語)のドリンクメニューがあり、ここで注文・清算する。店員さんには英語が通じるのが一般的。

ジントニックを頼むとこんな感じ。37シェケル/約1,110円。

棚には万国共通のゲイアイテムがディスプレイされている。

壁に飾られた、いかにもゲイバーな安心感のある写真。

奥に立ち飲みスペースが続いている。
立ち飲みスペース

密室でもダークルーム(ハッテンスペース)でもない。カウンターが窮屈に感じる人はここでくつろげる。

「貴重品はお手元に」という旨の注意書き。公共機関の掲示と同じく3か国語(ヘブライ語・英語・アラビア語)で記載されている。

床の石畳はエルサレムストーン(エルサレムでは建築物での使用が義務付けられている)。ちなみに「嘆きの壁」も同じ材質。
テラススペース

店内と比べると広々とした空間。

頭上にはレインボーフラッグのデコレーション。

近所のレストランが丸見えなので、(ギリギリ)ルーフトップと言ってもよいかもしれない。

個室のトイレがこのエリアにある。
トイレの中へ(おまけ)

トイレの壁にはVideo Pubのイベント表(英語・ヘブライ語)。アラビア語の落書きもちらほら。

「エルサレム・ドラァグ・ショー」のポスターも。やはり表記は英語とヘブライ語。

エルサレムのドラァグクイーン(おそらく)。
Video Pubへのアクセス
観光でのエルサレムの滞在は、旧市街の西側にある「Downtown Triangle」というエリア周辺が人気のようですが、Video Pubはそこから数百メートル(徒歩5分くらい)の距離です。道もややこしくないので、アクセスは簡単だと思います。
治安に関しても、このあたりは整備された都会なので、神経質に警戒する必要はないと言えるでしょう。

Video Pubのエントランス付近に貼られた粋なステッカー。同性愛に反対の立場とされる「超正統派/Haredi」と呼ばれるユダヤ教徒がモチーフ。
Video Pub
住所:Yohanan Horkanos St 1, Jerusalem
営業時間:20時オープン(金曜のみ22時〜)
ハッピーアワー(1+1):20時〜21時半