2026/03/24

セックスを楽しむ人こそ「HIV検査」を

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突然ですが、あなたは誰と、どれくらいの頻度で「セックス」している?

 

・アプリでリアルした相手と

・発展場ではじめての人と

・パートナーや特定の相手と…etc

 

もしあなたが、セックスを楽しんでいるのなら「HIV検査」はマスト。

HIVはゲイに多く、特に20〜30代に多いことがわかっている。

 

HIVと聞くと怖い病気のように感じるが、正しい知識があれば恐れることはない。

今回は「セックスとHIVの上手な付き合い方」について、ドクターに話を聞いてみた。

Sponsored by 東京都
協力:ぷれいす東京

 

話を聞いたのは、新宿にある「東京都新宿東口検査・相談室」の上村医師。

 

こちらは東京都が運営する、匿名・無料でHIV検査ができる施設。ゲイフレンドリーな医師やスタッフがいるので気軽に相談しやすい。

 

 

 

そもそも「HIV」とは?

HIVとは、病気の名前ではなく体の免疫を弱らせるウイルスのこと。主にセックスにて感染する。

 

HIVを治療せずに進行すると「エイズ」を発症し、さまざまな重篤な病気を引き起こすことに。HIV/エイズは完治できない病気なので、感染しないことが大切。

 

先生によると、HIVは感染しても気づきにくいそう。

 

上村先生
上村先生

 

HIVは、感染して間もない時期に初期症状が出ることがありますが、症状が風邪に似ているので気づきにくいです。

しかも、その症状は2〜3週間ほどで収まってしまう。

 

ただ、症状がなくてもHIVは体に潜伏していて、徐々に免疫を下げて、気づかないまま10年、15年と経ってしまい「エイズ」を発症してしまうことに。

HIVは特有の症状がなく気付きづらいため、定期的なHIV検査が大切ですね。

 

 

「いきなりエイズ」も増えている

東京都の報告によると、HIVがはじめて分かる人は20〜30代が最も多いそう。

さらに最近では、HIVを飛ばして「いきなりエイズ」になる人も増えているそうだ。

 

上村先生
上村先生

 

「いきなりエイズ」というのは、初めて診断された時点で、すでにそのエイズ発症の段階まで進んでいた──ということです。

日本では、新たにHIV感染と診断される人のうち、約3人に1人がエイズ発症で見つかっています。

 

ただ、「いきなり」と言っても、本当に突然そうなったわけではありません。実際には5年、10年と気づかないまま経過していて、初めて診断された時には「進行していた」ということです。

 

エイズ発症しないうちに、早く検査でHIVを見つけて治療した方が良いですね。

 

 

 

 

 

今は医療技術が進み、HIV感染を早めに知って治療ができれば、HIVの進行をグッと抑えることも可能。

 

日常生活も仕事もセックスも変わらずに送ることができ、寿命も他の人とほぼ変わらない。これを「U=U」という。詳しくは以下の記事にて。

 

関連記事|もしHIVになったら…人生どうなるの!? 感染後のゲイライフ

 

「タチは感染しづらい」「ウケは感染しやすい」は本当?

よくゲイの間では「タチは感染しづらい」「ウケは感染しやすい」と言われている(それを理由にゴムを付けないタチも多い)

果たして本当だろうか?

 

上村先生
上村先生

 

タチ・ウケで多少の差はありますが、アナルセックスは両方に感染リスクがあります。

 

実際に、男女の腟性交と比べても、男性同士のアナルセックスの方がHIVリスクは高いです。

 

なぜアナルセックスの感染リスクが高いかというと、アナルの粘膜は傷つきやすいため、どうしても防御が弱くなりがちです。

 

 

タチ・ウケともにHIVの危険があるので予防を怠ってはいけない。

先生に、HIVの予防手段についても聞いてみた。

 

上村先生
上村先生

 

HIVの予防には「コンドーム」が基本です。

ただ、コンドームはどうしても挿入する側(タチ側)がつける立場になるので、ウケは相手に依存する面がありますよね。

 

その点、最近は「PrEP」*が普及してきたのは良いことだと思います。PrEPは相手が予防しているかに限らず「自分で自分を守れる」手段ですから。

 

※PrEPとは?|HIVに感染していない人が、あらかじめ薬を服用することで、HIV感染を防ぐ予防法のこと。PrEPを始める前にはHIV検査やB型肝炎の確認、必要に応じて腎機能などの検査を行う。開始後も3か月ごとの定期検査が必要。

 

 

ゲイに多い性感染症とは?

セックスで移る病気は「性感染症」と呼ばれる。

HIV以外に、ゲイに多い性感染症について聞いてみた。

 

上村先生
上村先生

 

近年多いのは「梅毒」です。梅毒は感染力が非常に強いため注意が必要です。

 

それ以外でゲイコミュニティに多いのは「A型肝炎」「B型肝炎」「尖圭コンジローマ」など。

これらはワクチンで予防できる性感染症なので、もし金銭的に余裕がある方は受けてほしいですね。

 

あとは、最近少しずつ増えているのが「エムポックス」。健康な方であれば重症にはならないですが、免疫が落ちている人には命に関わるため、油断はできません。

 

 

これらの性感染症はHIVと違い、治療すれば完治することができる。

しかしながら、性感染症がある人はHIVにも感染しやすいそうだ。

 

 

上村先生
上村先生

 

一般的に性感染症がある人は、HIV感染もしやすいといわれています。

理由としては、性感染症にかかると粘膜に炎症が起きます。炎症があるとHIVが体内に入りやすくなる可能性が高まるからです。

 

ただ一方で、性感染症にかかる方はそもそも「リスクの高い行動をしている」ことが多く、HIVにも感染しやすい状況にあるとも言えます。

 

なので、性感染症は治るからといって、HIVと切り離さない方がいい。実際、何かしらの性感染症にかかった人が、その後HIV陽性になることもあります。

 

 

「東京都新宿東口検査・相談室」では、HIVの他に梅毒の検査も一緒に受けることができる。もし異変を感じたらすぐさま検査に行ってみよう!

 

検査頻度は、セックス頻度によって変わる

定期的なHIV検査が大切だとわかったところで、検査の頻度について聞いてみた。

 

上村先生
上村先生

 

検査頻度は、その方のセックスライフによって変わりますね。

「どれだけセックスしているか」「どんな相手と、どんな接触があるか」。セックスの相手が「固定なのか?毎回新しい人なのか?」によっても変わってきます。

 

たとえば、月に新しい人が数人程度なら、検査頻度は「3ヶ月〜半年に1回」を目安にしてもいいかもしれません。「新しい人が◯人になったら、一度検査してみよう」と、自分で目安を作ってもいいと思いますね。

ご自身のセックスライフにあわせて、検査頻度を考えてみてください。

 

 

 

 

 

一方で、検査は大事とわかっているものの「怖い…」「ハードルが高い」と思う人も多いはず。

 

上村先生
上村先生

 

検査って怖いですよね。僕自身も、初めてHIV検査を受けた時はとても怖かったです。

「自分は大丈夫だろう」と思っていても、検査に行くと不安になる気持ちはよくわかります。

 

ただ、検査の場には看護師やカウンセラーなど、相談できる体制があります。結果を聞くまでのあいだに不安なことがあれば相談できますし、病気のことや予防のことなど、いろいろなことを話せます。ぜひ気軽に相談してほしいですね。

 

 

 

 

 

検査には不安がつきものだが、「半年に一回行く」「毎年行く日を決める」など、定期的に通うことで、心理的なハードルがグッと下がる。

 

さらに先生は、HIVや性感染症について「知識」を持って欲しいと呼びかける。

 

上村先生
上村先生

 

東京都の施設では匿名・無料で検査を受けることができます。

 

無料でHIV検査ができることや、HIVのリスクがあることも知らないままにセックスをしていると、いつか感染する可能性があります。

知識がないままHIV感染してしまうのは避けたいことです。

 

セックスを楽しむのは当然のことです。リスクを理解した上で、「ここまではする」「ここからはしない」と、性行動や予防法を自分で選択できるといいですね。

 

 

もし、HIV検査について不安なことがあれば、電話相談(匿名・無料)も受け付けている。

 

「HIVに感染したかも…」「予防方法を知りたい」など、不安なことがあれば気軽に相談してみよう。

東京都HIV/エイズ電話相談 >>

 

新宿にある「HIV検査室」へ行ってみよう!

 

検査室は東急歌舞伎町タワーのすぐ側。オフィスビルに入っているため「HIV検査に行く」ことが他人に分かることはないので安心だ。

 

東京・新宿にある「新宿東口検査・相談室」は、東京都が運営する施設で、匿名・無料でHIVと梅毒の検査をしてくれる。

 

JR新宿駅から徒歩10分、西武新宿駅から徒歩1分とアクセス抜群!

実際に検査の流れを紹介していこう。

 

 

 

1 まずは検査の予約をしよう。

専用サイト「東京都HIV等検査予約サイト」から希望する施設、空き状況を確認して予約を行う。

 

2 検査当日。受付で「予約完了メール」を見せよう。匿名なので、検査したことが誰かに分かることはない。

 

 

 

 

3 検査に関する説明をうける。不安なこと・分からないことがあれば遠慮なくスタッフに聞いてみよう。

 

4 採血を行う。採血量はわずか5cc(小さじ1杯程度)だ。

止血ができたら終了、全部あわせて約30分ほど。検査結果は一週間後にわかる。

 

 

 

 

5 一週間後、検査結果を聞きに行こう。

待合室はプライバシーに配慮して、仕切りが設置されている。

 

6 先生が検査結果を教えてくれる。もし何か不安なことがあれば先生やスタッフに相談してみよう。

 

***

 

今回紹介した「東京都新宿東口検査・相談室」以外にも、都内には複数の検査室があるため、近くの施設に行ってみよう。(検査室の検索はこちらから)

 

通常、HIVや梅毒の検査はクリニックだと数千円するが、東京都の施設なら無料で何度でもOKという、非常にありがたい施設。都民なら使わない手はない!

 

セックスを楽しむ人こそ、定期的な「HIV検査」を

GENXYの過去調査でも、都心に住む20〜30代のゲイたちは、セックス頻度が高いことがわかっている。

アプリやSNS、ゲイバーや発展場など、都心には出会いの場やセックスの機会があふれている。

 

セックスは楽しいが、同時にリスクがあることも忘れないでおきたい。しっかりとHIV予防をしつつ、定期的な「HIV検査」に行こう!

 

 

 

◾️東京都新宿東口検査・相談室
東京都新宿区歌舞伎町2-46-3 SIL新宿ビル2階
開室時間:
・平日 15時〜20時
・土日 13時〜17時
*祝日、振替休日、年末年始を除く

 

◾️東京都HIV/エイズ電話相談
電話:03-3227-3335
受付時間:
・平日 12時〜21時
・土日祝 14時〜17時
*年末年始を除く
電話相談について詳しくはこちら>>
◾️東京都が運営するHIV検査情報サイト
東京都HIV検査情報Web >>
◾️すぐに役立つHIV情報サイト
HIVマップ >>
◾️全国のHIV検査所が見つかる
HIV検査相談マップ >>

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