ゲイアプリの『Squirt(スクワート)』が、カナダ・トロントの地下鉄駅内に広告出稿をし物議を醸している。
『Squirt』は、トロントを拠点にしたゲイの出会い系アプリ。
同アプリのポスター広告は、8月末に駅内に広告出稿を行ったが、9月中旬に突如撤去された。トロント交通委員会(TTC)は、この広告が不適切であり、公共の場でセックスを促す行為だとして広告撤去を求めた。
その他の撤去理由としては、実際の苦情が寄せられた為としている。
『Squirt』ポスター広告は、上半身裸のゲイ男性が写り、広告コピーは「ノンストップでクルージング出来るよ(=ヤレるよ)」といった際どい表現も。
駅内の広告ポスターとしてはかなり刺激的な内容ではあるが、『Squirt』はこの広告撤去が不当だと話してる。
同社マーケティング担当のアンドリュー・ノーラン氏は、実際の苦情詳細や広告撤去に関する申し出がないままTTC側が広告を取り下げたことに対して遺憾を表明。
ノーラン氏曰く、「私たちの『Squirt』は、男性が他の男性に出会う機会を作るものであり、出会った後はユーザーが決めることだ」とセックス助長ではないと発言。
また、他の男女の出会い系アプリtinder(ティンダー)などが駅内に広告出稿できているのに、自分たちだけ取り下げられるは不当だと発言。以下は、tinder(ティンダー)の駅ナカにある広告ポスターだ。
@Alvhun @am640oakley Tinder (hookup app) has been advertising in subways pic.twitter.com/08P65yi9Zj
— Dick Hunter (@SquirtOrg) 2015, 9月 24
また、ツイッターでは「ビクトリア・シークレットのような下着姿の広告ポスターがOKなのに、ゲイの上半身裸がNG というのはおかしい」ともツイートしている。
@Alvhun @JoansVox @am640oakley I guess the Victoria secret is appropiate and the http://t.co/5CfQEN5U5S is not pic.twitter.com/P4Src8fSBK
— Dick Hunter (@SquirtOrg) 2015, 9月 24