2022/10/17

台湾の離島・澎湖へ。美しい海が広がる楽園での旅の楽しみ方

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こんにちは!台湾在住ライターのMaeです。

 

みなさんは、台湾には「離島」があることを、ご存知でしょうか?

 

規模の大きさはそれぞれですが、東部にある蘭嶼と綠島、そして西部にある澎湖、金門、馬祖、小琉球の合わせて6つ。

 

とびきりに透明度の高い海を満喫できたり、独自の文化や習慣に触れられたり。離島まで足を伸ばせば、台湾本島とは一味違う、新たな魅力に出会うことができます。

 

今日は、その中から、西部の海に浮かぶ島「澎湖」に注目。

 

台北から1時間足らずで到着できる楽園での、旅の楽しみ方をご紹介したいと思います。

 

 

台北から飛行機で50分。美しく透き通る海が広がる離島・澎湖へ。

 

澎湖の玄関口・澎湖空港(馬公空港)のロビー。

 

澎湖は、台湾に数ある離島の中でも、台北からのアクセスが特に便利。台北市内にある松山空港からの国内線利用で、離陸後たったの50分で到着することができます。

 

台北からの場合、台湾本島南端にあるリゾート地・墾丁へ向かうよりも、はるかに早い!澎湖の玄関口・澎湖空港(馬公空港)から馬公市街中心部までは、タクシー利用で1520分ほどで向かえます。

 

 

澎湖の見どころをくまなく巡るなら、レンタルスクーターやレンタカーが便利。

 

澎湖灣をぐるりと囲むような地形の澎湖には大きく、「馬公」「湖西」「白沙」「西嶼」の4つのエリアが。澎湖一の繁華街である馬公市街から見て、一番遠い西嶼エリアの最南端までは、スクーターで約1時間半〜2時間ほどのスケールです。

 

見どころは各エリアに点在しているので、現地での移動には、レンタルスクーターやレンタカーを利用するのが一般的。

 

本数は少なくなってしまいますが、島内各所を巡るバス・台灣好行を利用したり、周辺の島々を訪れる現地ツアーに参加してみる、という楽しみ方も可能です。

 

 

透明な波と、きめ細やかな砂。澎湖のビーチで、とことん海遊びを楽しもう!

 

 

透明な波が押し寄せる、馬公エリア南側の美しいビーチ「嵵裡沙灘」。

 

澎湖と言えば、一番に足を運びたいのが、「沙灘(ビーチ)」。

 

4月〜9月ごろまでが海遊びに最適とされており、シーズン中に訪れるなら、美しく透き通った海をとことん楽しんじゃいましょう!

 

馬公エリア南側にあるビーチ裡沙灘」を訪れると、目に飛び込んでくるのは、一面に広がるきめ細やかな砂浜と、1滴の濁りもなく打ち寄せる透明な波。

 

人も比較的少なく、心ゆくまでゆったりと、綺麗な海を楽しむことができます。

 

嵵裡沙灘
Googleマップ

 

 

「山水沙灘」から眺める、夕暮れの風景。

 

他にも、「山水沙灘」や「隘門沙灘」「龍門海灘」など、馬公・湖西エリアには、有名なビーチがたくさん!

 

夕暮れ時には、刻々と表情を変える海辺の風景もとても美しいので、ぜひ現地にて眺めてみてください。

 

山水沙灘
Googleマップ

 

モーゼの海割りに、天国の道海の神秘を体験できるスポット巡りもおすすめ。

 

 

 

干潮になると、対岸の島への道が現れる「奎壁山摩西分海」。

 

澎湖ではビーチ以外にも、海と関係の深い見どころがあちこちに。

 

湖西エリア東側にある「奎壁山摩西分海」は、その中でも特に有名なスポットです。

 

干潮の時刻になると、先ほどまで海の底だったところに、少しずつ道が。

 

潮が完全に引くと、対岸の島・赤嶼へと続く大きな道が現れ、その様子がまるで摩西(モーゼ)の海割りのようであることから、「摩西分海」の名で呼ばれるようになりました。

 

赤嶼への道中では、干潟ならではの生態系も観察することができます。

 

奎壁山摩西分海
Googleマップ

 

 

 

緩やかなカーブを描きながら、海へと一本道が伸びる「天堂路」は、フォトジェニックな景観が人気のスポット。

 

底が透き通って見えるほどの青い海を背景に、澎湖でのベストショットを撮影しようと、多くの旅行客で賑わいます。

 

いずれのスポットも、潮の満ち引きの状況によっては、通行ができない時間・日も。満潮・干潮の時刻をあらかじめ調べた上で向かうのがおすすめです。

 

天堂路
Googleマップ

 

澎湖にのこる昔ながらの建築群。ノスタルジックな街並みの中を散策。

 

 

 

 

澎湖にのこされた昔ながらの街並みには、台湾本島では見られない特徴も。

 

西嶼エリアにある「二崁聚落」では、珊瑚で積み上げた生垣や、赤い屋根の古民家がずらりと並ぶ街並みを見学することができます。

 

建物内は、おみやげショップや台湾スイーツ店として活用されており、路地ナカも含めて隈なく散策するのがおもしろい!

 

フォトジェニックな一角にもあちこちで出会えるので、カメラを構えて歩き回るのにも最適なスポットです。

 

二崁聚落
Googleマップ

 

赤提灯を吊るした古民家が並ぶ、ノスタルジックな「中央老街」。

 

 

「篤行十村」には、日本式伝統家屋の趣をのこした書店も。

 

馬公市街中心部に伸びる「中央老街」は、石畳の小道に木造の軒先が並ぶノスタルジックな通り。

 

老街を抜けてさらに歩みを進めていくと、日本統治の時代に宿舎として使われていた建物がのこる「篤行十村」へと辿り着きます。

 

日本統治時代が終わった後は、中華民国政府と共に台湾へやって来た人々が暮らす集落「眷村」に。

 

そんな背景もあり、敷地内には現在でも、少しドキッとするようなメッセージが残されている点も、興味深いポイントです。

 

中央老街
Googleマップ

 

篤行十村
Googleマップ

 

 

ぷりっと新鮮なヤリイカのそうめんや、甘酸っぱいサボテンアイスも。澎湖ならではのグルメもしっかり堪能。

 

 

 

 

澎湖には、台湾本島でおなじみのグルメも揃っていますが、せっかくなら、澎湖ならではのグルメも試してみたいところ。

 

台湾式そうめんと言われる麵線に、ボイルした小卷(ヤリイカ)を加えた「小卷麵線」や、細かくカットしたエビやサメの身を生地に混ぜ込んだ、揚げたてほくほくの「炸粿」などは、澎湖の有名グルメ。

 

海の幸をたっぷり堪能したい時には、海辺で海鮮バーベキューを楽しめるお店もピッタリです。

 

 

 

 

また、澎湖には「冰淇淋(アイスクリーム)」のお店も、あちこちに。

 

特に、澎湖の名産品である「仙人掌(サボテン)」の実を使った「仙人掌冰淇淋(サボテンアイス)」は、ぜひお試しいただきたい1品です。

 

甘酸っぱくフルーティな風味は、しばし暑さを忘れさせてくれるようなさわやかさ。

 

かき氷のお店もよく見かけるので、水分&エネルギー補給を合間に挟みながら、澎湖での観光を楽しんでみてください。

 

***

 

今日は、台湾の離島・澎湖での旅の楽しみ方をご紹介しました。

 

透き通る海が美しい楽園へは、台北から飛行機でたったの50分。

 

台湾本島の他の街へ行くのと同じような感覚で気軽に向かえるのも、澎湖の魅力です。

 

いつもの台湾と違う旅を楽しんでみたい方は、ぜひ澎湖へ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

 

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