2020/02/12

勝間和代さんに代表された2019年の隠れブーム「独身」とともに我が身を振り返る〜孤独を「じゆう」と読めますか?

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Photo via : Amazon

新年あけましておめでとうございました!!!

※立春を過ぎたばかりなのでまだ新年です 韓国では小正月です そしてピンチをチャンスに変えるのがキャムプ精神です

 

まずはこれを読んでいるみなさんは

死なずに新しい年を迎えることができて本当によかったですよね!!

 

死なずにね!!!!

 

さて、昨年はどのような年でしたか?

LIVE PRIDE完結編かよ!!」かというような超レインボーな紅白歌合戦で締めくくられてなんか終わり良ければ全て良し感がありましたが、去年って地味に「独身」がブームじゃありませんでした?

 

タピオカ優樹菜姐さん(12/31離婚発表)も味わいぶかく大変良かったのですが、やはりここで俺たちチームの代表とさせていただきたいのは勝間和代さんです。

勝間さんも恋人が一生懸命電話して取ってくれたという千疋屋のフルーツ食べ放題を堪能した「直後に」別れを告げられていらっしゃいました。

 

 

 

 

▲恋人にしか見せないタイプのいいお顔

 

ニッコニコでフルーツを食べる勝間さんの写真を撮ってあげた数時間後に別れを告げるぴろこさん…(優しさは時に人を殺します 肝に銘じてください)

 

 

 

 

▲全俺が号泣いたしました

 

「断る力」も押し寄せる別れにはなにもできない。

ここまで痛恨っぽいものは稀だと思いますが(むしろ稀であると信じたいです)、私の周囲でも、「別れ」を決めるカップルがけっこう多かったのです。

 

もちろん新しい関係を始める人もいなかったわけではないのですが、23年続いていた関係性がひとつの「区切り」を迎える季節、であった、そのように思います。

 

はじまりも、終わりも、区切りという意味では同じものですから。

 

かくいう私も自称アーリーアダプターとしてご多分に漏れずブームに乗り……

ここ3年くらいは人生でも珍しく、恋人と呼びあえる時間の中にいて特別な言葉をいくつも話したりしていたわけなのですが、旧年中に私の奔放な素行が(主な)原因でふられてしまいまして、かなり久しぶりのフリーの年末年始/その他をすごしました。

 

フリー。

そう、数年ぶりに「完全な自由」を得たのです!

 

憧れていたはずの孤独と自由が首を絞める(東京事変「生きる」)

 

完全な自由というのは、言いかえれば圧倒的な孤独と終わりなく向き合い続けるということです。

 

今まで必ずそばにいてくれていた誰かがいなくなってしまうと、誰が自分と一緒にいてくれるのかわからなくなってしまったりする。

友達みんなで飲みに出ていても、私が望むように朝までそのまま飲みつづけてくれる人などはいません。ひとり、またひとりと、誰もが「待つ人」の元へ帰っていく。

 

残されたものは、よほどの自制心を発揮して「明日があるから」と、たいしてない予定を思い出したフリをして帰るか、なにかの終わり(たとえば営業時間、始発、眠気、「ベアキャンに行かなくちゃ!」など)を言い訳にできるまで飲む。

 

全て、自由です。

 

話はちょっと変わりますが、アメリカではクリスマス〜年末年始のいわゆる「ホリデーシーズン」に自殺する人が多いという都市伝説があるそうです(実際は春から夏にかけてが多いのだそうですが)。

 

たくさんの「ファミリー」で暖かくなごやかに過ごす人が多い中、寒い部屋でストーブをつけることもできずにひたすら時をやり過ごす人がいる……簡単に想像ができるからこそ、まことしやかにささやかれているのでしょう。

 

強い光が当たれば当たるほど、濃い影ができる…なんてのは誰でも知ってるお話で、昔センパイが教えてくれた女神・中島みゆき様の「十二月」もこう歌っています。

 

自殺する若い女が この月だけ急に増える

それぞれに男たち 急に正気に返るシーズン

大都会の薬屋では 睡眠薬が売り切れる

なけなしのテレビでは 家族たちが笑っている

何万人の女たちが あたしはちがうと思いながら

何万人の女たちと 同じと気がついてしまう月

 

中島みゆき「十二月」

 

ユーミンが男とサンタ夜這いプレイをしている(参照:恋人はサンタクロース)間にこんなことが起こっていたりする。

「差」が可視化されやすいのが節目の時である、というだけで、光も影も、その中間も、いつだってそこには存在しています。

 

でも、世界をどう見るかも自由。

どの瞬間でもどっちにも行けるし、どれを選んでもいい。

 

それが「自由」なのです。

 

(たまに選べないことがあっても、それも今まで自分が自由に選んできたなにかの結果でしょう)

 

いいですか「永遠なんてどこにもない」だから安心してください #tanka

 

恋するたびに願うこと、それは永遠。

 

しかし30年以上も生きているとうっすら勘付いてしまうのです。

「永遠はどこにもない」と。

平井堅大先輩も15年以上前から歌っていらっしゃいます(「Life is…」)。

 

皆さんも「永遠の愛」が三ヶ月くらいで終わるところ、見たことありませんか。

恋が終わるたびに知っていき、大人になればなるほどに、軽々しく口に出すことができなくなる、それが永遠。

 

しかし、ないことを知ってなお見たくなるもの、それも永遠。

 

この度わたしが望んだ「永遠」や「ずっと」や「いつまでも」は3年を待たずに終わってしまいましたが、その間の瞬間瞬間に永遠を見たことは確かにあった、と思っています。

(そして、できれば相手にもそうだったと思っていてほしい)

 

どこまでいっても永遠に「永遠」を得ることはできないという事実に絶望することもありますが、永遠がないということは、実は安心できることなのです。

 

「永遠の愛」みたいなのものがない、ということは

「永遠の別れ」や「永遠の苦しみ」みたいなものもどうやらない、ということですから。

 

永遠がないってすばらしい!!!

 

……すばらしい!

 

とりあえず生きててよかったじゃない どうぞ今年もよろしくしてね!

 

……と、いうことで、生きているといろいろあるわけですが(ざっくり)、それでも新しい年を迎えられて本当に良かったと思います。

 

時に孤独に泣くことがあっても、自由を謳歌できることはすばらしい。

だけど、誰かと一緒に自由を、孤独を分かち合うことができたら、それもすばらしい。

 

ところで、なんでいまさら年末年始テーマの話を載っけたのかって?やだな〜

 

年明け早々、大好きだった人とのやりとりで勝手に傷ついたり

家にどろぼうが入って「知ってる人」から財布まるごと/貯金箱の中身を全部盗まれたりして

IDや各種キャッシュ/クレジットカード等の再発行まつり)

 

一ヶ月以上ぐじぐじ書いては消していたからに決まってるじゃないですか!

(時給にしたらガチで100円くらいの原稿です 得しましたね!)

 

い、生きているといろいろあるわけですが、そ、それでも新しい年……

ロクでもないことばかりの旧年も全部終わって立春も過ぎたことですし(厄年とかは節分とかが節目だそうですよ!)、GENXY読者の皆さんはもちろんのことですが、私にもたくさんいいことがありますように2020!!!

 

最後に、今回の「枕」にしてしまった勝間和代さんの今もっとも私達に必要なご本を紹介し、新年の挨拶とかえさせていただきたいと思います。

 

 

Photo via : Amazon

 

今の俺達に必要なのは、断然こっちです!!!!!

 

やるわよ!!!!

 

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