2020/08/11

【後編】「最近の若い子はゲイの世界にすぐ入ってきてもったいない人生を送っている」って本当? 有名ツイッタラーの炎上芸? 15歳からゲイの世界に入った私も考えてみました!

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なんかすぐ会えましたね!

GENXYのサブカル担当、モのつく人です!

 

今日もゲイ・インターネットの片隅から最新四畳半LGBTコラムをお届けします!

 

前回の続き。

 

 

 

 

一言で言うと「一理なくはないけどおばさんおじさんはすぐにそういうこと言いがちなので気にしないでね!」という話でした(しかし2000字を越えたので分けました)。

 

でも、若い頃から二丁目に来るとほんとうに「もったいない人生を送る」んでしょうか?

 

 

どんな街にも誘惑はある それを選ぶのは誰でしょう

 

恋愛、お酒やセックス、魔法のくすり。

二丁目に“も”、そんな誘惑は確かに転がっていますし、たまにものすごくたちのわるい人(※)もいます。

 

※「悪い人」というわけではないんです。ただ、特定のタイミングで出会うと人の人生を狂わせてしまうタイプの人ってたまにいますよね

 

しかし、これは「セックス・ドラッグ・ロックンロール」と同じ、大学生くらいまでに履修しがちな裏・一般教養みたいなもので、どこの盛り場にも付き物の誘惑。

 

そんな「おとなのせかいの闇」に溺れてしまうのはセクシャリティに関係ないリスクで、それを「ゲイの世界」みたいにざっくりまとめてしまうのは、ちょっと若い子に対して誠実じゃないような気がしませんかね。ほんのり内なるホモフォビアの香りもしませんかね。

 

「二丁目を批判してるわけではない」という釈明があったとしてもざっくり切りすぎちゃってるので、結果そう読まれてしまうのは予想の範囲内って感じがしますよね(きっとこれは芸風)。

 

(あ、ドラッグではなく「ドラァグ」とか、「パパ活」とかゲイコミュニティ特有のハマりものも確かにありますね この辺は別のところでまた)

 

私も二丁目出てきて22年(我ながら迫力ある数字です)、

 

いろいろ溺れる子たちを横目で見てきたよ会ってたしゃべってたつるんでたわけですが、みんなもそれぞれrule持ってくだらない男を取り合いしないようにとかしていた(若者も若者なりにいろいろ考えて行動しているよね、という意味です)わけで、

 

若者を「誘惑に溺れて勿体無い人生を送るもの」だと見くびるのはあまりよろしくない。

 

 

▲今回のイメージソングです 私だけのルールじゃ生きれない…

 

わたしだってポリシーみたいなものはありましたよ!

「たとえ体を許しても心までイカなかったらノーカン」とか!

 

で、かつて若いころから二丁目に出てきていた戦友たちを思い返してみたのですが、けっこうみんなすごいことになってたわりに立派なオトナになっているので「もったいない」感じ、あんまりしないんですよね。

 

二丁目で生きていくことを選んだ人は、全員が「俺たちの出世頭」という感じすらしますし、そうでない人は二丁目にどっぷり浸かろうが学業もおろそかにせず、ちゃんと名のある企業に就職したり、才能を伸ばして専門的な道を突き進んだりときちんと「うまいことやってた」人が大多数だったように思えます。

 

強いて言えば自分くらいでしょうか…。もうちょっとイケたんじゃないでしょうか…。

 

もちろん体感1%未満くらいの確率で転んだまま起き上がれなくなっちゃったりいなくなっちゃったり死んじゃったりする子もたしかにいましたが、それは二丁目どうこうというより資質や選択、時の運が原因だったように思えます。

 

 

それなりに誘惑に負けそうになりながらも、みんなやっていったのです。

 

(むしろ中年になってから溺れるものに溺れている人の方が救いづらいケースもありますよね、俺たちは死ぬまで誘惑と戦いながら生きねばならぬのです)

 

この瞬間やることはなんでも、この瞬間しかできないこと

私個人の考えですが、分別がある程度つく年齢になったら、早いことゲイコミュニティとつながっておくべきだと思います。二丁目でも、二丁目じゃなくても。

 

高校時代に自分と同じセクシャリティの人がたくさんいることを知って、自分をセクシャリティの面からも肯定してあげられたのは良かったことだなあ、と振り返ることができます。

 

「型にはまった青春」には縁がなかったけど、男子校の文化祭にドラァグクイーン呼んじゃってイカホモが大量来校したりするタイプの青春ならありました(生徒会予算の使途の不透明さや校則の服務規程においてちょっと怒られました)。

 

そこそこ勉強がおろそかになったり、当時の彼氏と首にキスマークを付けあって帰ったのがばれて父や母が発狂するなど、マジに親に迷惑かけた本当に(ジブラ)は認めますが、それらも含めて「もったいない時間だった」とは思っていません。

 

自分のセクシャリティを否定したり/させられたり、見なかったフリをしたり/させられたりしたまま「手堅いとされる道」を生きていた「立派な人」に出会ったとして、金銭的以外にうらやましいと思うことはありませんもの。

 

できることなら期間限定イベントももちろんきちんと抑えつつ、セクシャリティごと自分を愛せる方向に迎えるほうがあとあとの満足感は高いんじゃないでしょうか。

 

だってNiji組ファイツ…じゃなかった、

Nijiプロジェクトだってドラァグレースだって「自分らしさを出せた人」が最後までステージに立つことができたわけでしょう?

 

それに「もったいない人生を送ってる」なんて、そもそも他人にジャッジされたくないですよね!閻魔様かよ!

 

しゃくだけど勉強にはにんじんと同じくらい栄養があるみたいよ

これはおばさんになってから気づいたのですが、

アラフォーになった今でも、私の心の中で森高千里は高らかに歌うのです。

 

「勉強はできるうちにしておいた方がいいわ!」

 

私も最近は英文法の本とか改めて勉強してたりするわけですが、周りを見れば俺と同等以上のおばさんたちが語学に勤しんだり(韓国語多し 男だな?)、新しい資格や技術を習得して、人生の第N章を始めようと準備していたりします。

 

そう、勉強ってわりといつまでもできちゃうんですよ!

(若い頃より覚えも悪く体力もないためだいぶ大変ですが)

 

たとえ世の中が大事だとする「期間限定イベント」を全部フイにしても人生は続きます。

 

俺には 君には 可能性が まだまだある

 

で、意外と人生は長いっぽいぞ…と。

 

それが「若いうちからゲイの世界に入ってもったいない人生を送ってそうに思われがちな子」だった、モのつくしくじり先生からの37歳時点でのメッセージです。

 

 

俺みたいになっても別にいいけど、おすすめはしませんよ!

キャラがかぶるとお互いしんどいからな!!!!

 

※若者時代の誰かとのキャラかぶり/アイデンティティ・クライシス問題は深刻になりがち

 

※【お得情報】若い頃の「期間限定イベント」をきちんとゲイ的にやっていく方法はLGBT就活とかやってたグッド・エイジング・エールズさん系のパワーゲイ大先輩たちに聞くといいと思います!(ここまで読んだ若い子だけに特別に教える今回いちばん有益な情報です!)

 

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