グザヴィエ・ドランの最新作『Mommy/マミー』が、2015年4月25日(土)より劇場公開されることが分かった。
『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』で映画シーンに鮮烈なデビューを飾り、続く『わたしはロランス』で世界中にその名を知らしめた、弱冠25歳の若き天才グザヴィエ・ドラン。
デビュー以来5作品全てがカンヌ国際映画祭 、ベネチア国際映画祭といった世界三大映画祭へ出品されており、いま最も注目を集めるドランの最新作『Mommy/マミー』がいよいよ日本公開される。
映画『Mommy/マミー』は、カンヌ国際映画祭2014において審査員特別賞を受賞。ユーモラスな親子の日常を舞台にした、「母と子」の深い愛情と葛藤を暴く、魂をえぐる感動作。
今作は、映画では極めて珍しい1・1(正方形)の画面比率で構成されており、その斬新な映像手法にも注目が集まっている。映像美と音楽、ほとばしる情熱と愛が光る今作は、間違いなくドランの最高傑作だ。
先日、カナダ大使館にて行われた完成披露試写会では、集まった著名人・映画評論家を唸らせ、早くも2015年最大の話題作として注目が集まっている。
現在のところ日本版予告編は公開されていないが、映画続報に期待したい。
『Mommy/マミー』オフィシャルサイト
― グザヴィエ・ドラン ―
1989年、カナダ生まれの25歳。6才で子役デビュー後、声優、俳優、映画監督、脚本家といった多才な顔を持つ。18歳で処女作『マイ・マザー』でカンヌ国際映画祭出品となる快挙を果たし、『わたしはロランス』では同映画祭のクィア・パルムを受賞。『トム・アット・ザ・ファーム』ではヴェネツィア国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞、2015年4月25日公開予定の『Mommy/マミー』ではカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞している。また、ゲイであることをカミングアウトしており、自身の経験をテーマにした作品を手掛けることも多い。
『Mommy/マミー』
2015年4月25日(土)より、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国順次公開
監督:グザヴィエ・ドラン
出演:アンヌ・ドルヴァル、スザンヌ・クレマン、アントワーヌ・オリヴィエ・ピロン
Photo credit : Shayne Laverdière (c) 2014 une filiale de Metafilms inc.