ジュリアン・ムーア主演の話題作『アリスのままで』が2015年6月27日(土)よりロードショーされる。
ベストセラー小説「静かなアリス」を基に、若年性アルツハイマー病と診断された50歳の言語学者の苦悩と葛藤、そして彼女を支える家族との絆を描くヒューマンドラマ。
日に日に記憶を失っていくヒロインをジュリアン・ムーアが熱演し、本年度アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞を含む20以上の映画賞を総ナメにした。今回の受賞によりジュリアンは、主要映画賞&世界三大映画祭の主演女優賞を制した史上初の女優となった。
また、同作はアカデミー賞獲得の2週間後にALSにより急逝したオープンリーゲイのリチャード・グラツァー監督の遺作であり、監督はパートナーであるウォッシュ・ウェストモアランド氏と共に病と闘いながら映画を世に送り出した。様々な思いが交差する魂を揺さぶる感動作『アリスのままで』は是非見て欲しい一本だ。
STORY
50歳のアリスは、まさに人生の充実期を迎えていた。高名な言語学者として敬われ、教鞭をとるニューヨークのコロンビア大学でも、学生たちから絶大な人気を集めていた。夫のジョンは変わらぬ愛情にあふれ、法科大学を卒業した長女のアナと医学院生の長男のトムにも何の不安もなかった。唯一の心配は、ロスで女優を目指す次女のリディアだけだった。ところが、そんなアリスにまさかの運命が降りかかる。物忘れが頻繁に起こるようになって診察を受けた結果、若年性アルツハイマー病だと宣告されたのだ。しかも、子供たちに50%の確率で遺伝をしてしまう家族性なのだ。アリスの家族に突き付けられた苦難…。アリスは気丈に闘うが、今の医学では記憶を失うことは止められない。ある日、アリスはパソコンに自分が残した映像を発見する。かつての自分から自分への“アリスのままで”いるためのメッセージとは──?
『アリスのままで』
2015年6月27日(土)、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座他全国ロードショー
監督&脚色:リチャード・グラッツァー&ウォッシュ・ウエストモアランド
原作:リサ・ジェノヴァ「アリスのままで」
出演:ジュリアン・ムーア アレック・ボールドウィン、クリステン・スチュワート ケイト・ボスワース ハンター・パリッシュ
原題:STILL ALICE/2014/アメリカ/101分/ビスタ/5.1ch/配給:キノフィルムズ
© 2014 BSM Studio. All Rights Reserved