ロシアの反同性愛を題材にした楽曲で注目を浴びた、歌手ホージア(Hozier)。
そのヒット曲『Take Me To Church』のMVが、世界的バレエダンサーとのコラボで新登場した。
新MVは、著名写真家デビッド・ラシャペルが監督を務め、世界的バレエダンサーのセルゲイ・ポルーニン(Sergei Polunin)がコンテンポラリーなダンスを披露した。
日本ではあまり知名度の無い、バレエダンサーのセルゲイ・ポルーニン。その全身タトゥーと自傷行為による傷跡だらけの身体から『バレエ界の不良』と呼ばれるも、名門英国ロイヤル・バレエ団でプリンシパルを務める、現代バレエ界を代表する若きスターなのだ。
MVでは、思わず息が漏れるほど美しく舞うセルゲイ。その姿は圧巻の一言。
『Take Me To Church』のオリジナルMVでは、ゲイを集団リンチするというショッキングなMVが物議を醸し、世界中で大きな反響を呼んでいた。ホージアは、ロシアの同性愛禁止法におけるゲイの人々への抑圧を非難する為に楽曲を制作したと語っている。
また同楽曲は、先日行われた第57回グラミー賞で主要部門である『年間最優秀楽曲賞』にノミネートされ、惜しくも受賞は逃している。(サム・スミスが同部門を受賞した)
ホージア(Hozier)
1990年生まれ、アイルランド出身のシンガーソングライター。2013年、ロシアのゲイ差別を題材にした楽曲『Take Me To Church』をリリース。アイルランドiTunesチャート1位獲得を始め世界的に大ヒットを記録。ビルボードランキングでは3位に選出されている。第57回グラミー賞にて『最優秀楽曲賞』にノミネートされ注目を集めた。
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