
アナルセックスで必須の「ローション」。
数多のローションがあるため、どれを選べばいいのか迷う人も多いはず。
今回、ゲイたちにはなじみ深い「ぺぺ」のアナル用ローションから、新商品が登場したとのことで、早速メーカーからお借りしてレビューしていきたいと思う。
実際のアナルセックスでの使用感、気持ちよさ、シチュエーションなどなど──レビューしてもらうのは編集部の2人。

編集部員K(30代|タチ)|編集部員E(20代|ウケよりリバ)
もしローションで悩んでいる人は、ぜひとも参考にしてみてほしい。
今回、編集部2人がレビューするのは『ぺぺSP バックドア』(以下:バックドア)

アナル用としてもともと人気の高い『バックドア』シリーズに、大容量435mlサイズがAmazon限定で新登場した。
気になる人はAmazonでチェック!

レビューする前に、そもそもローション選ぶときのポイントは、何かある?

僕の場合、20代前半まではぶっちゃけなんでもいいと思ってて…(笑)
それこそ、ぺぺ(通常版のオレンジ)や、TENGA、SODなど、ドラッグストアやドンキに売っている定番ローションを使うことが多かったんです。
でも、ある時「アナル専用」があるんだ!と知って。
そこからはアナル用を使いはじめました。

そういう人は多いかもね!
通常版からアナル用に切り替えて、なにか違いはあった?

主に「粘度」と「持続力」でしょうか。
通常版って最初は潤うんですが、使っていくうちに乾きを感じていき、それにあわせてタチ側が大量にローションを投入していく。
大量のローションがお尻に注ぎ込まれるのって不快感が増すし、お腹も痛くなること多かったような…。

通常版のローションの多くは、ローションプレイ用に作られていると聞いたことがある。
それが、アナルセックスでの物足りなさの原因かもしれないね。

そうかもです。
やっぱりアナルって自然に濡れる部位じゃないので、途中に乾いた状態でピストンされると「イタタッ!」となる。
これは僕の勝手なイメージですが、コンドームをこだわる人はいるけれど(薄さや素材など)、ローションはなんとなくや、コスパだけで選ぶ人が多い気がする。

タチ視点だと、ゴムって感度に直結しやすいからこだわるけど、たしかにローションは適当になりがちかも…。
アナルセックスこそ、みんな「アナル用ローション」を使った方がいいよね。


アナル用では定番ですよね。ネットでも実店舗でもよく見ます!

そんな『バックドア』から、待望の大容量サイズ(435ml)が新発売したそう。
これで全部で4サイズ展開に。


こんなにサイズ展開があるんですね!
店頭でよく見るのは200mlと360mlかも。
…というか、今回発売された大容量版デカくないですか!?


比較すると大きさがわかるよね!
実際、使ってみてどうだった?

すいません。定番だとか言いながら、実は今回はじめて使いまして…。
ただ、そのぶん新鮮なレビューをお届けできるかなと!(笑)
まず驚いたのは「テクスチャー」。
手に出したときはドロっとエロい感じですが、指で触るとトロトロしたテクスチャーが心地よかったです。


実際にセックスで使ったところ、ものすごく伸びがいいので、少量でも全然いけちゃう!
ローションがチンコやアナルにねっとり絡まってくれる。
セックス中も乾きづらく、挿入してから15分くらいは乾き知らず。
体位チェンジのときに一度だけ塗り足してもらいましたが、それ以外は塗り足しなしでいけました!


自分も同じで「けっこう少量でいける!」と思った。
ふだんは行為中の乾きが嫌で、大量にローションを塗りがちだけど、それだとローションが分厚く重なって、ぐちょぐちょになり、感度が下がりやすい。
適量でしっかりと持続力をキープしてくれるのは、すごく助かった!

めちゃくちゃ分かります。
大量に使われると感度も下がるし、全身ベタベタになるし、ベッドも汚れるしで…いいこと無しですよね。

挿入時の痛みだったり、セックス中の気持ちよさはどう?

大量のローションによる膜を張る感じがないので、その分気持ちよさが違うと思います!
薄付きだからこその“ナマ感覚”に近いというか。
あとはピストンされる時、引っ掛かりがあると痛みが出ることがあるんですが、テクスチャーが滑らかなのか、全くそういうのもなかったです。



『バックドア』シリーズには、通常のぺぺにはない「アズレン」(乾燥やこすれによる不快感を和らげる成分)が配合されているとか。
それもあってか、通常のローションよりも痛みは少ないと感じましたね。

なるほど。
自分はもともと『バックドア』使っていた事があって、好きな点は、粘度は高いけれど、糸引き感が少ないところ。
個人的に糸引きの多い、いやわゆる「ネバネバ系ローション」が苦手だから、これくらいベタベタ感が少ないのは使っていてストレスフリー。
あとは段違いの「保湿力」を感じた!
イメージでいうと、化粧水や美容液みたいな水分たっぷりでプルプルと潤ってる感じ?

わかります!
大量の水分がまとわりつく感じがします。
(撮影した写真を見ながら)この潤い、すごくないですか!?




今回アダルトグッズでも色々使ってみましたが、オナホはもちろんのこと、特にアナニーには良い!
グッズって実際のチンコよりも硬いので、挿入時に痛みがある事も多いのですが、このローションだと滑りがいいので、挿入もスムーズ。
最近、高機能なアイテムがたくさん出ているので、いろいろ試してみたいと思いました。



自分はいくつかのゴムで試してみたけれど、ゴムとの相性も抜群だった。
特に天然ゴムラテックス製(ZONEなど)、イソプレンラバー製(SKYN)などの柔らかい素材のゴムと一緒に使うと『バックドア』のテクスチャーも相まって、より気持ちよさや、ナマ感覚が得やすい気がする。

ウケの場合、ゴムによって痛み出ることもありますからね。質の良いローション+ゴムはセットで使って欲しいものです。

もし、『バックドア』をオススメするなら、どんな人?

まだ通常版のローションを使っている人ですかね。
通常版の方が店頭で見るので買いやすいですし、これで十分だと思っていること多い。
でも、ゲイはアナルセックスするので「アナル専用」はマストじゃないですかね?

まずはアナル用を使うことからってことね。
向いているシチュエーションで言うと、通常のセックス〜ハードプレイまでいけちゃう幅の良さ。
アダルトグッズを使ったり、長時間掘るなどのハードプレイ好きにとって、ローションがすぐ乾くのは死活問題。適量で長持ちするから、長時間プレイでもストレスなく使える。

あとは、『バックドア』が4サイズ展開されているのを知らない人も多いかも?
大容量435mlは家に常備しておいて、オナニーやセックス用に。
50mlは持ち運びに便利だから、急なセックスのお誘いや、トラベル用に持っておきたいですよね。

アナル用でこれだけサイズ展開あるのは嬉しいよね。
あとは何より、「気持ちよさにこだわる人」かな。
肌なじみのいいテクスチャーが心地良いから、股間に塗ったときの潤いに包まれる感じ、ゴムとも溶け合う感覚ある。
ローションって、すべてをつなげる役割だと思うから、セックスの気持ちよさの要。

ホントその通り!
付け加えると、ウケ目線だと「痛くない」っていうのも大事なポイントかも。
アナルは血が出やすいから、滑りが悪く乾きやすいローションだと地獄…。
その点、『バックドア』は潤いと滑りの良さが段違いに良いのと、摩擦による不快感を和らげる成分(アズレン)配合なのもお尻に優しくて安心。
タチ・ウケともに満足度の高いローションだと思うので、まだ使った事ない人はぜひトライしてみてほしいですね。
シリーズ累計年間550万本を売り上げる「ぺぺシリーズ」
今回レビューした『ぺぺSP バックドア』は、アナルセックスに適した「滑らかさ」「粘度の持続性」を持つ水溶性ローション。

タチにとっては、滑らかでみずみずしいテクスチャーにより、ベタベタ感を抑えたストレスフリーなピストンが可能。長時間プレイにも耐えられる持久力/高粘度がうれしい。
また、カモミールなどに含まれる「アズレン」を配合しているため、アナルが傷つきやすいウケにとってもオススメ。


アナル用ローションとしては、ヘビーユースにも応える大容量を新たに展開。
豊富なサイズバリエーションで、使用シーンに合わせたセレクトが可能に。手に取りやすい価格も魅力のひとつだ。
気になる人はぜひAmazonをチェックしてみて!