>>【特集】編集部が体験、世界中のゲイに愛される旅行先「南アフリカ」を大特集!
今や世界中のゲイたちが最も熱い視線を送るリゾートシティといえば、南アフリカ最南端の都市「ケープタウン」だ。
その理由の一つに、アフリカ大陸54ヶ国中唯一『同性婚可能国』であり、LGBTフレンドリーな国民性やカルチャーが注目されている。
そんなLGBTフレンドリー都市「ケープタウン」の真の魅力を知りたいのなら、地元ゲイに聞くのが1番!
ということで、ケープタウンで人気ギャラリーを営む、オープンリーゲイのマイケル・チャンドラー氏に、ケープタウンのお勧めポイントを教えてもらった。
マイケル曰く、ケープタウンの魅力は、「アートが盛んなこと」「食が美味しいこと」「ゲイビーチがあること」の3つだそう。一つ一つ紹介していきたい。
ケープタウンはアートの街!
意外に思うかもしれないが、ここ南アフリカ・ケープタウンには街中にギャラリー、アート関連のショップが存在しており、アートシーンが非常に活発なのだ。
それを象徴するアートイベント「First Thursdays」が、毎月第一木曜日にケープタウンの繁華街で開催されている。
同イベントでは、参加する50店舗以上のギャラリー&ショップが、ワインやシャンパンを無料で配り、お客はお酒を片手にアートを鑑賞できる。
アートを身近に楽しむことをコンセプトにしたフリーイベントなのだ。
我々編集部も「First Thursdays」を訪れたのだが、とにかく活気がすごい!
日本で「アート」いうと少しばかり高尚なイメージがあるが、ここケープタウンでは老若男女、誰でも気軽にアートに触れ、自由に語り合っている。
たとえば、デートで訪れる20代前半のカップルもいれば、一見アートに関心のなさそうなガテン系の男達も「この絵画いいよなぁ~」なんて語り合っており、アートが人々に身近であることを肌で感じた。
同イベントは毎月開催しているので、アート好きは是非行ってみてほしい。
また、マイケルの「チャンドラー・ハウス(Chandler House)」も、ケープタウン随一の人気ギャラリーだ。
弱冠32歳ながら、アートの激戦区ケープタウンでギャラリーを営むマイケルは、度々アート誌でも特集されるほどの著名人物。
彼のギャラリーには、絵画や彫刻、陶磁器から、ゲイの画家によるイラストまで、アート&雑貨が所狭しと並んでいる。また、どれもお手頃プライスで、手の届くアートショップとして地元の人々に愛されている。
ぜひ、ケープタウンへ旅行する際はマイケルの店へも足を運んでみてほしい。
食のクオリティが高い!ローカルが本当にオススメするカフェ&レストラン
ケープタウンを知り尽くしているマイケルが、日本のゲイたちにオススメしたいカフェ&レストランを教えてくれた。
観光客向けではない、ローカルが本当に好む2つのお店を紹介。
The Power & the Glory
モーニングやランチではレストラン&コーヒーショップとして、夜にはバーとしても使える人気店「The Power & the Glory(ザ・パワー・アンド・ザ・グローリー)」。
サードウェーブ感のある店内は、ヒップスターが好みそうな雰囲気。
食事はというと、アボカドやケールを添えたスクランブルエッグやベジホットドッグ、フレッシュスムージーなど、ヘルシーなメニューが人気。
食後のコーヒーも格別だ。
また、クリーンなイメージの昼に比べ、夜は少しムーディーな大人なバーとしても利用できるのがまた良い。
Clarke‘s
雰囲気&料理ともに評価が高いレストラン&カフェ「Clarke‘s(クラークス)」。
モーニングからディナーまで使えるお店だが、マイケル曰くお勧めはランチだそう。
ヘルシーなサラダをスターターにメインはハンバーガーやシーフードのプレートがお勧め。
ドリンクはフレッシュジュースから、地元のクラフトビールまで豊富にラインナップ。
どのシーンでもクオリティの高いサービス、ヘルシーでフォトジェニックな料理を提供してくれるケープタウン随一の人気店だ。
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