突然ですが、あなたは最近ハマっている海外ドラマはあるだろうか?
動画配信サービスの登場により、今や海外ドラマ見放題が当たり前の時代。つい数年前まで、DVDを大量にレンタルしていたのが嘘のよう…。
海外ドラマ好きには天国のような時代だが、人間とは贅沢な生き物で、ドラマが溢れていると「本当に面白いドラマ」じゃないと観たくなくなる(海外ドラマは時間も体力もいるからね)。
そこで今回は、海外ドラマ大好きGENXY編集部が「これはマジで面白い…!」と絶賛したドラマ『ウェントワース女子刑務所』を紹介したい。
オーストラリア発・歴代視聴率No.1を叩き出し、日本ではHuluにて配信され爆発的人気を呼んでいるドラマだ。
まずは簡単にストーリーを説明。
主人公のビー・スミスは、とあることをキッカケに刑務所に収監されてしまう。
普通の主婦から一転、悪女だらけの女子刑務所で過ごすことに。
外の世界の常識が一切通用しない刑務所内は、常に激しい権力抗争が繰り広げられている。
平凡に生きる主婦・ビーだったが、この世界で生き残るためには手段を選んではいられない…。頭脳と人脈を駆使し、最下位からトップへと這い上がるためサバイバルバトルへと繰り出すのだった──。(以下、予告編)
同ドラマは、オーストラリアのエミー賞といわれるアステラ賞を2年連続受賞。同国のTVドラマ史上歴代視聴率No.1を記録した大ヒット作品だ。
世界的に高い評価を得ているが、特にゲイたちにオススメのポイントとしては「強い女/悪女」が多数登場するところ。
個人差はあれど、ゲイは強い女が登場する映画・ドラマを好む傾向にある。
古くは「極道の妻たち」「大奥」「疑惑」、近年だと「ファースト・クラス(フジテレビ)」。海外ドラマなら「ゴシップガール」「デス妻」「セックス・アンド・ザ・シティ」などはその典型だろう。
これら作品に共通しているのは「男に媚びない強い女」と「悪女」が多数登場しているからだ。
その点、『ウェントワース女子刑務所』は悪女が豊富。というかほぼ全員悪女。
媚びない強い女には、逆境をバネに女王の座を狙う主人公ビーや、男からも女からも好かれる姉御キャラのフランキー、理知的でクールなバリキャリのブリジット(カウンセラー)など。
悪女には、極悪非道のサイコパス女・ファーガソン(看守)を筆頭に、湯婆婆を彷彿させる恐ろしいボスキャラ・ジャックスなど、ゲイ的にアガる強めキャラが勢揃いしている。
また、多くのレズビアン、ゲイ、バイ、トランスジェンダーが登場するLGBTテーマのドラマでもあるのだ。
海外ドラマを観始めるとき思うことといえば「長い」ということ。
人気ドラマで複数シーズンあれば、シーズン1から観ると途方もなく長く感じてしまう。
しかしご安心あれ。
『ウェントワース女子刑務所』はシーズン7(最新)まであるが、毎エピソードごとに手に汗を握るスリリングな展開で、長く観ているのが全く苦にならない。
そしてシーズンを重ねるごとに面白さが加速し、シーズン1よりシーズン2が断然面白く、シーズン3より4の方が死ぬほど面白い。
『ウェントワース女子刑務所』は脚本が秀逸で、メインキャラも状況もたった1話でガラッとひっくり返る面白さがある。
特にシーズン2からの物語の加速ぶりはすさまじく、まるでシートベルトの無いジェットコースターに乗っているかのような恐怖と手に汗握る緊張感の連続!
シーズン2からは、おそらくドラマ史に名を残すであろう最強最悪のサイコパス看守「ファーガソン」が登場するため、ドラマの本番はシーズン2からといっても過言ではない。
オーストラリア歴代視聴率No.1を叩き出し、世界158の国と地域で話題沸騰中(※2020年3月時点)の『ウェントワース女子刑務所』。日本にもファンの多い作品だが、まだ観たことない人もいるはず。
『ウェントワース女子刑務所』は、動画配信サービスのHuluにて配信中。
Huluでは2週間の無料お試し期間があるから、とりあえずシーズン2までは絶対観てほしい。
家で過ごすことが多い時期だからこそ、ぜひ家に引きこもって一気見してみて!