Appleが今年の「母の日」をテーマにしたCMで、本国で放送された「あるシーン」が、日本版では削除されていると批難をうけている。
まずはオリジナル版CMから見てほしい。
母の日をテーマにしたCM『Shot in iPhone(iPhoneで撮影)』では、様々な娘と母親を切り取ったエモーショナルなCMで、途中レズビアンカップルが登場する。
海外メディアPink Newsによると、彼女たちは実在のレズビアンカップルとのことだ。
しかし、日本版ではそのレズビアンカップルのシーンのみカットされ、違う写真に差し替えられている。以下日本版CM。
今回差し替えを行ったのは、日本を含め、トルコ、ドイツ、フランスなどだそう。
なお、オリジナル版はアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアで公開されている。
今回のレズビアンカップルを削除した件について、Appleはコメントを出していない。
6/3追記:Appleは各メディアの批難をうけ、6/3時点で日本版CMを含む、レズビアンカップルを削除したCMを、全てYouTubeから削除している。
現在では、オリジナル版のCMを6/2付けでアップロードし直している。