『トゥルー・カラーズ ~愛について考えた一年間~』
悩んで、涙して、笑って、愛した。劇団トゥルー・カラーズの青春の日々
15歳から22歳までのLGBTの若者が所属するボストンの劇団「トゥルー・カラーズ」。彼らは日常で経験した出来事を劇にして演じ、自らの過去やセクシュアリティと向き合っている。この年の劇のテーマは「愛」。親との関係、教会のホモフォビア、初恋の相手の死、ボストンマラソン爆弾テロ事件――さまざまな葛藤を乗り越えながら、16人の劇団員はそれぞれの「愛」を模索する。若さのきらめきが詰まった青春ドキュメンタリー。
*7/15(水) 21:20~ @シネマート新宿
*7/18(土) 16:45~ @スパイラルホール
英題:The Year We Thought About Love
監督:エレン・ブロドスキー
2014|アメリカ|68 min|英語
日本初上映
『海外短編集』
短編4本まとめ見できる『海外短編集』。カミングアウト、恋愛、家族との関係…
短編ならではの濃い豊かな物語にひたってみてはどうだろうか?
*7/16(木) 21:20~ @シネマート新宿
*7/18(土) 11:30~ @スパイラルホール
1.『帰ってきた兄』
尊敬する兄の秘密を偶然知ってしまったら…
15歳の少年ウィリーのもとに、1年前に家を出た兄が戻ってくる。ある夜、友達と町をぶらついていたウィリーはテオを見かけ追いかけたが、そこでテオの秘密を目撃してしまう。
邦題:帰ってきた兄
英題:The Return (原題:La Retour)
監督:ヨアン・クアム
2013|フランス|22 min|フランス語
2.『サン・クリストバル』
愛し合う男たちに迫りくる別れの時
ルーカスは海外へ旅立つ前に姉を訪ねた離島で、若い漁師アントニオと出会う。恋に落ちた2人は逢瀬を重ねるが、やがて別れの時が来て…。2015年ベルリン国際映画祭テディ賞(短編部門)受賞作。
邦題:サン・クリストバル
英題:San Cristóbal
監督:オマール・ズーニェガ・イダールゴ
2015|チリ|29 min|スペイン語
日本初上映
3.『ブレイス』
秘密と真実、向き合って受け入れられるのか?
ロンドンのゲイバーで出会ったアダムとロッキー。2人は急速に親密になるが、ある事件をきっかけに驚くべき事実が明らかになる。アダムとロッキーはお互いの秘密を受け入れられるのか?
邦題:ブレイス
英題:Brace
監督:ソフィ・ホランド&アリシア・イーヨ
2013|イギリス|30 min|英語
日本初上映
4.『ひとりぼっちのアンディ』
「普通の高校生」のカミングアウト・コメディ
片田舎に暮らす女子高生アンディ。ボーイフレンドはいるが、実は姉の女友達に恋愛中。混乱したアンディは両親に頼み、セラピーに通い始める。セラピストとの出会いが次第にアンディを変えていく。
邦題:ひとりぼっちのアンディ
英題:Alone with People
監督:ドリュー・ヴァン・スティーンバーゲン
2014|アメリカ|30 min|英語
日本初上映
『ハンパな私じゃダメかしら?』
ちっとも完璧じゃない私の人生。ハンパな女子の自分探しの行方は?
シリーンはイラン系一家の自慢の娘で、ブルックリン在住のヒップスターで、意識の高いバイセクシュアル…になろうとするも、すべてがハンパな20代女子。恋人のマキシーンとは別れ、家族にはカムアウトできず、子供向け映画教室の講師業は苦労ばかり。ああ、どうして人生こうなった? 『GIRLS/ガールズ』に出演中のデジリー・アッカヴァンが主演・監督を務めるオフビートなロマンティック・コメディ。2014年サンダンス映画祭出品作。
*7/17(金) 21:20~ @シネマート新宿
*7/19(日) 11:30~@スパイラルホール
英題:Appropriate Behavior
監督:デジリー・アッカヴァン
2014|UK|86 min|英語、ペルシャ語
日本初上映
『夜間飛行』
初めて君の笑顔を見てから、気づくと君をずっと見つめていた
中学では親友同士だったヨンジュ、ギテク、ギウンの3人。しかし高校に進学すると、ギウンはギテクをいじめるグループのボスになり、3人の関係性が歪んでいく。優等生のヨンジュは、問題児となったギウンに戸惑いながらも友情を取り戻そうとするが…。『後悔なんてしない』(第17回上映)のイ=ソン・ヒイル監督が、韓国の厳しい競争社会を背景に10代の若者たちの孤独を描く。2014年ベルリン国際映画祭パノラマ部門出品作。
*7/18(土) 13:55~ @スパイラルホール
*7/19(日) 20:25~ @スパイラルホール
英題:Night Flight (原題:야간비행)
監督:イ=ソン・ヒイル
2014|韓国語|134 min|韓国
日本初上映
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