アメリカの同性婚裁判を取り上げたLGBT映画「ジェンダー・マリアージュ」の上映会&同性婚を考える講演会が、10月22日(土)に神戸にて開催される。
同イベントは、関西のNPO法人「しゃらく」が主宰。
2015年、日本では同性パートナーシップ制度が話題となったが、欧米諸国など先進的な取り組みを行う国と比べると、まだまだ初めの一歩と言える。
多様な家族の形が認められる社会をめざして、今取り組むべきことはなんだろうか?
映画「ジェンダー・マリアージュ」を通じて、先進国アメリカの同性婚裁判の裏側にある当事者たちの苦難の道程を今一度学び、また自身も当事者であり弁護士としてLGBTの人権や家族の問題に取り組む南和行さんを講師に迎え、今日の日本における「法律上の結婚」を読み解きながら、日本の同性婚を考えるイベントだ。
ドキュメンタリー映画「ジェンダー・マリアージュ」鑑賞会
【映画あらすじ】同性婚が合法とされていたアメリカ・カリフォルニア州で、2008年11月、結婚を男女間に限定する州憲法修正案「提案8号」が通過。同性婚が再び禁止されることになった。
この「提案8号」を人権侵害であるとして州を提訴したのが二組の同性カップル。アメリカ合衆国最高裁判所で婚姻の平等が初めて争われるこの訴訟のもと、かつてブッシュ対ゴアの大統領選で敵同士だった2人の弁護士、テッド・オルソンとデヴィッド・ボイスも手を取り合う。
愛とは、家族とは、人権とは……。彼らのかつてない闘いを5年以上に渡って撮影し続けた感動のドキュメンタリー。
上映会+講演会「日本の同性婚を考える」
日時:2016年10月22日土曜日 10時~15時
会場:plug078 スタジオB(神戸市中央区北野町1-1 B1F)
定員数:80名(要申込)チケット:1,500円(軽食つき)
講演会:「日本の同性婚を考える」/なんもり法律事務所 南和行氏
申込は公式ウェブサイトから。