アメリカのLGBT映画祭を席巻したゲイ映画『サウナの夜に』が、10月27・28日に京都で開催される「関西クィア映画祭」にて日本初公開されることが分かった。
『サウナの夜に(原題:Spa Night)』は、オープンリーゲイの映画監督アンドリュー・アンによる初の長編映画。
韓国系アメリカ人のアンドリュー・アンは、これまで、「Andy(原題)」「Dol(原題)」といったショートフィルムを発表しており、ロサンゼルスのLGBT映画祭にて脚本賞を受賞した経歴をもつ。
自身初の長編映画である『サウナの夜に』は、自身のルーツやアイデンティティを反映した作品。
物語の主人公デイビッドは、在米コリアン2世。
両親はコリアン料理店を経営し、移民として苦労しつつも、同胞達と助け合いながら育ててくれた。ところが、両親の店が潰れてしまい、デイビッドは常連として通っていたサウナで働き始める。コリアン同胞達にとっての憩いと交流の場として、そしてハッテン場として、2つの顔を持つサウナでデイビッドが取る行動とは──。
以下予告編。
『サウナの夜に』は、毎年恒例となった関西地域のLGBT映画の祭典「関西クィア映画祭」にて日本初上映される。
また同作品以外にも、日本初上陸の貴重なLGBT映画を多数上映するそうなので、関西圏の人はぜひ足を運んでみて。