年上ゲイたちは、若者に「ダディー(or パパ)」と呼ばれる時期が来るという。
呼ばれ始める時期や呼ばれた時の心境について「ダディー」と呼ばれたことのあるゲイたちが掲示板でその心境をシェアした。
30歳のライアン(仮名)はこう言う「「ゲイコミュニティに要らない」と思われた時が「ダディー」と呼ばれる時だね。年をとって、若い人たちからは、お金の出所としか見られなくなるよ。そんなこと本当に起こるとは思ってなかったんだけど、僕にも実際に起きたんだ!」
ライアンは続けて自身の経験を話す。「僕が29歳だった頃、22歳の男の子とネットで出会ったんだ。真剣な関係じゃなくて、お互いヤリ目だったよ。2週間ぐらいやりとりして、会うことになったんだけど、会う前にまた年齢を聞かれたんだ。ちょうど1週間前に誕生日だったから「30だよ」と答えたら「マジ?30歳なの?30歳はちょっと無理だわ」って言われちゃって。「知り合った時は29だったんだよ」って伝えたけど「29と30は違うよ」って言われちゃったんだ」
44歳のデイビッド(仮名)は「30歳の時よりも44歳の今の方がモテている」と言う。「正直、20歳の時よりもモテてるね。40歳ぐらいから始まったかな。突然、可愛いイケメンが、俺が若い時に誘うことができなかったような男の子たちが、声をかけてくるようになったんだ。何が起きてるか自分でも説明できないほどモテていて困っているよ(笑)」
現在28歳のジャック(仮名)は、21歳の時にはすでに「ダディー」と呼ばれていたそうだ。
「185センチの身長も原因かもしれないけど、顔はベビーフェイスだしな。「ダディー」って呼ぶのって見た目というよりも、呼ぶ人の精神的な側面が大きいのかもしれない。「強い人にタチられたい願望」とか。あとゲイってほとんど父親コンプレックスだし。今28歳だけど、最高にモテてるよ」
44歳のケビン(仮名)もモテモテのようだ。
「若い子が常に連絡してくるよ。驚くほどね。本当はガタイのいい同い歳の男が好きなんだけど、そいつらもみんな若い子に夢中になってるね。「ダディー」扱いされるのが嫌な人がいるかもしれないけど、40歳あたりからそんなのどうでもよくなるよ」
現役「ダディー」たちのメッセージはいかがだっただろうか?
「ダディー」と呼ばれることは、悪いことばかりではないのかもしれない。