ゲイアートの巨匠たちの作品が一堂に会する展覧会『G』が、東京・九段下の成山画廊にて、2017年10月14日(土)~11月18日(土)の期間で開催される。
展覧会『G』は、現在の「LGBTブーム」以前の日本での同性愛をテーマにした作品を扱う。
LGBTブーム、平成以前の同性愛は、”隠花植物”のような独特な魅力を持ち、それらのエロティシズム、愛を表現したアートの傑作が続々と誕生した。
本展覧会では、ゲイ雑誌で活躍した長谷川サダオや三島剛、メール ヌードの巨匠ブルース・ウェーバーにも影響を与えた矢頭 保、現在も第一線で活躍する田亀源五郎まで、ゲイアートの巨匠の作品が一堂に会する。
アメリカから始まり全世界的に広がる「LGBTブーム」、それ以前は、ある種の秘め事だった「同性愛」。
本展では「同性愛」をテーマにしつつも、作風の異なる作家たちの作品を一挙展示することで、”何か特有の世界観が立ち上がるのではないか” という試みだ。
この貴重な展示をお見逃しなく。