米ロサンゼルスにて、ゲイをカミングアウトした10歳の男児を殺害したとして、母親と内縁の男が逮捕。ABC7によると、死刑の可能性もあると報道されている。
母親ヘザー・バロン容疑者は、息子アンソニー・アバロスくんの殺害容疑で逮捕された。
2018年6月、自宅で遺体となって発見されたアンソニー君のカラダには、たばこの火傷と殴打の跡だらけだったそう。
アンソニー君はゲイをカミングアウトした直後に殺害されていることから、殺害が意図的であり、かつ拷問をした疑いがある。
また、バロン容疑者の内縁の男、カリーム・レイヴァ容疑者も、アンソニー君の顔を鞭打ちや、ホットソースをかける、頭から地面に叩きつけるなどの暴行を加え、度重なる虐待をしたとされ逮捕。
現在、容疑者2人は保釈なしの拘留中。ABC7によると、行為の残虐性から死刑の可能性もあるという。
今回の事件のように、セクシャリティが原因で、虐待をうけたり親から拒絶される子供は多い。
アメリカにおいて、若年層のホームレスの3人に1人はLGBTとされており、深刻な社会問題となっている。