セックスドラッグとして有名な「ラッシュ」。
アメリカ発祥の「ラッシュ」は、日本のゲイコミュニティーの間でも広く使用されていたが、日本では2006年に指定薬物として、販売・使用・所持が一切禁止されている。
しかし、世界を見てみるとラッシュが違法の国とそうでない国がある。
米メディアPrideが「ラッシュについて知るべき10のこと」なる興味深い動画を公開した。内容を以下翻訳して紹介したい。
1. ラッシュの名前の由来
「ラッシュ」という名前は、亜硝酸エステルという化学物質のスラングである。
2. ラッシュの効果
ラッシュは、消化器や血管の壁にある「平滑筋」という筋肉をリラックスさせる効果がある。肛門の括約筋も平滑筋に含まれる為、アナルセックスを行いやすくする。
3. ラッシュはいつ流行ったの?
ラッシュは70年代にゲイのディスコで絶大な人気を得た。当時ゲイ男性は、クラブでラッシュを吸うことで、音楽の効果を高めハイになったという。
4. ラッシュの危険性
ラッシュとバイアグラの併用は、非常に危険である。ラッシュとバイアグラには、どちらも血圧を下げる作用がある。ラッシュとバイアグラの併用は、失神や脳卒中、心臓発作を引き起こしたり、最悪の場合は死に至らしめる可能性がある。
5. 口に入れると。。
口に入れてはいけない。当たり前のことだが、経口摂取をすると死ぬ可能性がある。
6. ラッシュを使う人の割合
約3%のゲイ男性がラッシュを使っている。一方で10%の成人アメリカ人は医療大麻を利用している。
7. イギリスでのラッシュ
イギリスは、ラッシュの使用を禁止しかけたが法解釈によって、使用禁止の法案を通過させることはできなかった。よって合法である。
8. カナダはラッシュを禁止している
カナダは、ラッシュの使用を禁止している。ラッシュを販売した者は、懲役3年か5000ドルの罰金に処される。
9.ラッシュの副作用
副作用としては、頭痛や稀にめまい、失神がある。長期的に使用すると、目に悪影響が出たり、視力を失ってしまう可能性がある。
10.アメリカでの購入
厳密に言えば、ラッシュを手に入れるには医師の処方箋が必要である。しかし、アメリカにおいてはアダルトショップで手に入れることができる。