俳優コリン・ファースが、認知症のパートナーとの逃避行を描いたゲイ映画「スーパーノヴァ(原題:Supernova)」に出演。
すべてのシーンの撮影を終え、公開に向けて動き出すことがわかった。
コリン・ファース(サム役)と、スタンリー・トゥイッチ(タスカー役)が20年連れ添ったゲイカップルを描く本作。
タスカーとサムは、古いSV車で20年間の思い出の場所を旅してまわることに。
トゥイッチ演じるタスカーは早期型認知症と診断されており、今回の旅行は二人にとって重要な意味をもつもの。
ノスタルジーにひたる旅の最中、隠された秘密やさまざまな困難が降り注ぐというロードムービー仕立てで、中年ゲイカップルのリアルを描くストーリーになるようだ。
コリン・ファースといえば「キングスマン」「英国王のスピーチ」などで知られる英国を代表する名俳優。
過去には、トム・フォード監督作「シングルマン」でゲイの大学教授役を演じ、アカデミー賞にノミネート経験もある。
カップル役のトゥイッチも、「プラダを着た悪魔」でゲイのスタイリスト役を演じた経験を持つ。
主演2人ともにゲイ役を演じた経験があるため、リアリティあふれる中年ゲイカップル役を演じてくれることだろう。
監督を務めるのは、新鋭のハリー・マックイーン。
編集担当として、日本でもヒットしたゲイ映画「ゴッズ・オウン・カントリー」のクリス・ワイアットが務める。
本作は撮影が終了したばかりで、これから公開日や詳細などが発表される。大物俳優二人の作品だけにおそらく日本公開されるため、期待して待ちたいところだ。