ゲイのセックスカルチャー、LGBTを題材にしたアート劇「TOUCH OF THE OTHERー他者の手ー」が、2016年1月15日~17日の3日間、青山スパイラルホールにて上演される。
同作は、60年代に「公衆トイレでのゲイセックス」について研究を行った、ロード・ハンフリース氏の研究論文に基づいて制作。
同氏の論文を基に、ジョナサン M. ホール (ロサンゼルス) と 川口隆夫 (東京) の、国際共同プロジェクトにて誕生したアートパフォーマンスだ。
本作で描かれるLGBTムーブメントは、1960年代後半にアメリカで始まり世界中に波及。昨今の同性婚合法化の潮流により、LGBTは本来の目標である権利獲得を成し遂げつつある。
しかし、これまで抑圧されてきたがゆえに発展したユニークなセックスカルチャーが、大きな転換期を迎えているのも事実。
同作は、「ゲイたちは解放と引き換えに、”正しさ”への改宗を迫られている」と疑問を投げかける。
過激な描写ながらも、過去から現在のLGBTシーンを切り取る画期的なアートパフォーマンスは、是非とも見逃せない。
TOUCH OF THE OTRHER ー他者の手ー
期間:2016年1月15日(金)~17日(日)
会場:青山スパイラルホール 3F(東京都港区南青山5-6-23)
チケット:前売 3,500円 / 当日4,000円 / 学生 2,500円 (ハイウッドのみ取扱)