アメリカ・オハイオ州にて、同性婚などのゲイの権利に反対してきた米保守派議員ウェス・グッドマンが、オフィスで男性とセックスしているところを目撃され辞職した。米メディア各紙が報道している。
ウェス・グッドマンは、オハイオ州の共和党政治家で、妻子持ちの敬虔なクリスチャン。
彼は、「自然の摂理に反する」として、これまで同性婚を含むLGBT権利に強く反対していた保守派議員だ。
しかし、彼はオフィスで男性とセックスをしているところを目撃され、今年11月に辞職。
驚くことに、現在までに30人以上の男性が、グッドマンからセクハラを受けていたことを告発している。
米メディアによると、グッドマンは18歳~24歳の若い男性をターゲットにしていたそう。
被害にあったある大学生は、政治活動の参加をきっかけにグッドマンとSNS経由でつながり、その後グッドマンからオナニー動画が送られたり、あらゆるセクハラ行為を受けていたそうだ。
被害に遭った男性たちは、「(セクハラを)これを告発すれば自分の政治的キャリアが閉ざされると思って言えませんでした」と語っており、グッドマンが自身の権力を利用した悪質なセクハラ行為を行っていたことが分かる。
実は今回のように、LGBT権利に反対姿勢をとる保守派議員にも関わらず、ゲイ的スキャンダルを起こす人は多い。
過去には、17歳の高校生とセックスをしたルイジアナ州の共和党政治家マイク・イェ二や、ゲイアプリ「グラインダー」でのヌードセルフィーが暴露された元上院議員のロベルト・アランゴ。アイダホの共和党上院議員ラリー・クレイグにいたっては、空港のトイレで私服警官にセックスを強要した疑いで逮捕されている。
これらの議員の特徴は、①同性婚反対派の保守派議員であるということ、②クリスチャン、③妻子持ちという点だ。
あらゆる調査でも、自身の性的指向を抑えた結果、極度のホモフォビア(同性愛嫌悪)になる男性は多いといわれている。