今年9月に報じられた、ロシアでのアップルのLGBT絵文字禁止問題に、モスクワ市裁判所が違法ではないと判決を下した。
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「同性愛宣伝禁止法」が制定されているロシアにおいて、アップルの絵文字は「非伝統的な性関係を宣伝する危険な行為」として、ロシア自由民主党のミハイル・マルチェンコ(Mikhail Marchenko)上院議員らが訴えを起こしていた。
同訴えに対してモスクワ市裁判所は、これらの絵文字が家族や友人などを特定するものではなく、個人の解釈次第だとし、違法ではないと判断。
もし、今回の件で違法と判断されていた場合、アップルは最高で100万ルーブル(約170万円)の罰金の可能性があったそうだ。