新HIV予防法として注目されているPrEP(プレップ)。
HIVを99%以上予防してくれる画期的な方法だ。
日本でもジワジワ知られてきているが、PrEPが進んでいるアメリカでは、「月1回の注射でOK」の新PrEPが国の承認直近だそうだ。
今年9月、米国の機関であるFDAは、注射タイプのPrEP (薬:カボテグラビル)の審査を進めていると発表した。
通常PrEPは、錠剤を毎日、もしくはセックスの前後に飲むというタイプしかなかった。
新しい注射タイプのPrEPは、1回注射を打つだけで、効果は1ヶ月持続。薬を飲まずとも長期間効果が持続するという画期的なもの。
開発元は、HIV治療薬をてがける製薬会社「ヴィーブヘルスケア」。
同社によれば、PrEPで使われる薬(ツルバダ)よりも高いHIV予防効果があるそう。
早ければ来年1月にも承認される見込みだ。
ちなみに、日本では錠剤タイプのPrEPも承認されておらず、先進国でひろがるPrEPにかなり遅れをとっている。アジアでは台湾、韓国、タイなどがPrEPを承認している。
PrEPについて詳しく知りたい方はこちらの記事 >> も参考に。