インディペンデントのゲイ映画『おかまの葬式(仮)』が、映画制作の資金を求め、クラウドファンディング「キャンプファイヤー」にチャレンジ中だ。
映画『おかまの葬式(仮)』は、ゲイカップルの死別をテーマにした映画。
ストーリーは、ゲイの主人公・翔太と、同棲中の恋人・陸の話。
ある日突然、陸の死を告げられた翔太は悲しみに打ちひしがれている。そして陸の”友人”を装い、葬式に参列することを決意するのだった──。
以下、予告編。
監督の金栗氏は、本作についてこう語る。
「本作はセクシャルマイノリティのカップルの死別に伴う困難、葛藤を描いた話です。同性愛を隠しながら現実の中を生きている人々がかけがえのない人を失った時、どういった別れ方をするのか。そう考えた時にきっと大切なメッセージを持った作品に仕上がると感じました。」
「この世に生を受けて幸せを追求する点で、そして、かけがえのない人とのこの世での思い出を完結するという行為を全うしたいという誰もが抱く気持ちに、性差や、愛の対象の違いで困難になるということがあっていいのでしょうか。重いテーマではありますがゲイの世界でのあるあるネタも織り交ぜたコメディ要素も含んでおります。」
また、仮ではあるが今回の映画タイトル「おかま」についてもこう話す。
「タイトルにある『おかま』という言葉は蔑称であるという意見もありますが、当事者の方たちからは「温かみがある」や「可愛らしくて愛着が湧く」といった声も多くあり、今のところは仮題としています」とコメント。
本作は自主制作映画のため、作品を完成させるまでに資金を必要としているとのこと。
予告編をみて、「作品を観てみたい!」と思った人は、ぜひクラウドファンディングで支援してみてはどうだろうか?
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