2020/02/21

外専ゲイによるアジア専ゲイの考察

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イスラエルのテルアビブに住んでいます、がぅちゃんです。

 

(テルアビブ? 知らんがな! ……となることもあるかと思うのですが、関心のある方はテルアビブの記事のほうも読んでいただくと喜びます)

 

私は今までに、イギリス、カナダ、ドイツ、イスラエルという、白人が多い国で暮らしてきた経験があります(ワーホリなど含む)。性生活をふりかえってみれば、どうやら私は、ゴリゴリの外専というやつに当てはまっている様子でした。

 

好きなタイプは〜、コリン・ファース、アレック・ボルドウィン、ジェラルド・パルデュ、スティーヴン・セガール、ショーン・アスティン、スティーヴン・フライ、ドリュー・パウエル、グレッグ・グランバーグ……ハァ……ハァ……。

 

いやいや、これは好きなタイプにたまたま白人が多く含まれるだけであってェ……となぞの保険はかけますが、これは世間では、いわゆる、外専に認定される案件でしょう。

 

のっけからやや脱線してしまいましたが、今回はアジア専の話。「アジア人が少ない国で暮らしてきた外専な私なので、アジア専の人に気付きやすかった」などと説明したいのです。

 

ではアジア専とは?

 

「アジア専=アジア人が好きな非アジア人」のような認識がぼんやりあるかと思うのですが、定義には幅があると思います。アジア人ってどの国を含むの? 非アジア人って何人? アジア人が好きなアジア人はアジア専? etc……。

 

それらをツッコミたおしてガンガン掘りすすめたい気持ちは無くもないのですが、グチョグチョで尻滅裂になってしまうのはさけたい。だからこの記事では「東アジア人*が好きな欧米出身の白人」ということで話を進めたいと思います。(中国・韓国・日本に多い外見)

 

あくまでも今回は、自分の経験を通してぼんやりみえてきた「アジア専の類型」のようなものを、ざっくり3通りに整理しています。「そういう人いる!」とか「そういう人いる?」など、そんなふうに読んでいただければさいわいです。

 

あと(よけいなお世話かもしれないのですが)、アジア専の「スキ」を見える化したかったので、このまえ家で食べたイスラエルのデリバリーの「スシ」でアジア専を例えたりしています。

 

 

イスラエルのスシの定番。左から、スシサンドイッチ(Sushi Sandwitch)、ヤキトリ(Yakitori)、マキ(Maki)。

 

1.「アジアなんでも」タイプ

 

ぜんぶのスシに、パッタイも加わるごちゃまぜスタイル。

 

そのまんまですが、「アジア人だったら誰でもいい」という感じの人のことです。もはや「アジア人っぽければそれでいい」というスタンスさえ感じたり感じなかったり。

 

私がドイツのベルリンに住んでいた頃に通ったベア系ゲイバーがありまして、それはそれは毎週盛り上がっていました。

 

 

ベルリンのベア系ゲイバー「Woof」。

 

そこで出会ったのが、イギリスのTV番組「リトルブリテン」のマット・ルーカスを彷彿とさせる、つるつるでふくよかな男性。私を見る目が輝きます(喜びます)。

 

ダークルーム(ハッテンスペース)ではもちろん、闇に乗じてやる気まんまん。尾行のウデもプロのハンターなみでした。(でもこの人、歯が当たるタイプの人だ……!)

 

切実というか必死というか、彼はきっと私のことが大好きなんだな……と思いきや、あるときは神木隆之介のような青年と、あるときはフェミニンなメイウェザーみたいな野郎と、よろしくやっていることもありました。

 

もしかして彼、飢えている?

 

どうやら彼は「初見のアジア人がいればそっちにいく、いなければ私」というアルゴリズムで行動している様子。よく思い出せば、「アジア人っぽかったら即確保」のような、緊急性が高い動きだったのを覚えています。

 

「スキ」に関して、とにかくまずは「アジア人」という属性に反応している様子で、本当に好きかどうかとはまた違う様子。アジア人>おちんちん>>>>>>>>歯。とはいえアジア人が比較的少ないドイツなので、興奮する気持ちはおおいに理解できます。

 

「アジアなんでも」タイプのまとめ

 

・アジア人なら誰でもいい

・アジア人っぽければいい

・とにかくハングリー

 

スシで説明:「スシもパッタイもよこせ!パッタイとかウドンとかどうでもいいから!」

 

 

スシ屋のパッタイ。

 

2. 「アジア見いだし」タイプ

 

スシといえば、やっぱりMaki(巻き寿司)。

 

「アジアならなんでもいい!」「とにかくアジアをよこせ!」からネクストステージに着地したというか、こだわりが発掘されというか、何かを見つけて落ち着いた……そんな人のことです。

 

アジア人の何が好きなのかを自覚していて、「華奢なアジア人の肌が最高」とか「アジア人のGMPD*が可愛すぎる」のような、好みの内容に具体性が帯びている様子。(*ガチムチポッチャリデブの略語)

 

「スキ」の解像度が高いだけあって、ふだんから情報収拾にもぬかりがない。日本のゲイ漫画(田亀源五郎、戎橋製造、児雷也etc)に造詣があったり、家の中がゲイバーの「EAGLE Tokyo」みたいになっていたり。

 

 

東京のゲイバー「EAGLE Tokyo」の様子。

 

ラブマップ*の詳細とでもいいますか、スキの方角がわかっているから、興味が無い性域(タイプ外)も把握している。(*性的嗜好をまとめた地図のようなもの。性科学者のジョン・マネーが生んだ概念)

 

だから自分と同じ人種(白人)には無関心なのかと思いきや、彼氏は白人(ステレオタイプとは異なる、ともすればアジア人のような風貌の)だったりもして、アジア以外にもアジアを見いだしているような。そんな人もいたように思います。

 

自分にとっての魅力要素を受信するだけではなく、抽出する(=見いだす)才能もあるのかもしれません。

 

「アジア見いだし」タイプのまとめ

 

・アジア人の何が好きかを自覚している

・目に見えないアジアを感じとれる

・ハングリーだが飢えてはいない

 

スシで説明:「スシの中で巻き寿司が一番好き。わさびもマスト。でもブリトーも巻き寿司だよね?」

 

 

わさび。

 

3. 「アジアなるたけ」タイプ

 

なるたけ欧米のファストフードに寄せた「スシサンドイッチ」。現地でイスラエルの定番料理にカウントされ始めている。

 

「好きなタイプを人種で分類すると大半がアジア人に当てはまる」が、このタイプといえるでしょう。しかし「アジア人への特別な憧れ」のような執着は無さげで、「アジア専」と呼ぶには微妙なニュアンスかもしれません。

 

アジアうんぬんのこだわりは特に無いけれど、関心が無いわけではない。海外でよくスシを食べるけれど、日本でハンバーガーも食べる……のようなニュートラルな嗜好。フラットに付き合ったりできそうな気が(私が勝手に)します。

 

 

ハードロックカフェ・KYOTO。日本にありながら海外のジャパニーズレストランのようでもある、リミナルな空間。

 

要するに「ふつうの人」なのかもしれません。「ふつうだけど、ふつうよりはアジアに関心がある。(いくなら)なるたけアジアで」といったところでしょうか。ここからはじまる人もいれば、ここにいきつく人もいる。のような。

 

「アジアなるたけ」タイプのまとめ

 

・なんだかんだアジアに寄っていく

・アジアについて特別詳しくはない

・飢えていないのでほどほどに幸せ

 

スシで表現:「あるならスシを選ぶけれど、おなかが減っていないときは食べません。」

 

 

冷蔵庫のスシ。

 

アジア専を自覚している人は少ない

 

寿司と焼鳥と串カツのアイデンティティが魔合体した「ヤキトリ」。輪切りにした細巻きを串に刺して揚げたタイプのスシ。

 

アジア専の定義を限定して色々と説明をしましたが、正直なところ、「絶対にアジア人だけしか好きにならない」なんて人はあまりいない気がします。自称外専の私も、小林友治や山田順三などのアジア人を見て素敵だと思うことはおおいにありますから。

 

イスラエルのスシのように、スキ≒スシに関して「これしかダメ!など無いのだ」ということはハッキリさせておきたく思います。「こんなのスシじゃねぇ!」とか言っても結局、美味しく感じたらそれはもう仕方がない。相手がスシと言えば、それはもうスシ!

 

 

イスラエルのスシプレート。

 

あとこれは完全に余談ですが、今思えば、記事内のスシのプレゼンスがやや高すぎたようにも思います。

ボリュームをスッキリさせるために写真を何枚か抜こうとしましたが、︎興奮して余計に出ちゃった。そういうとき……あるとおもいます。

 

さいごのさいごで「どんなスシも美味しいんじゃコラ!」みたいな、ごはんの話になってしまいましたが、あくまでもこれはアジア専の話。

そして私はスシよりも、でっぷりびっちょんこのハンバーガーがスキだな……。(しらんがな)

 

 

やっぱこいつにかぎるわァ、など言いたい。(バーガー専というわけではないのだけれど)

 

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