日本を代表するゲイ漫画家・田亀源五郎氏の人気漫画『弟の夫』が、2018年3月よりNHK BSプレミアムにてドラマ化されることが発表されました!
『弟の夫』といえば、ゲイ漫画家・田亀源五郎氏が、はじめて一般誌に連載をした作品。2015年文化庁メディア芸術祭でマンガ部門優秀賞を受賞する快挙を成し遂げています。
そんな同作が、なんとNHKにて実写ドラマ化!
2018年3月4日(日)、3月11日(日)、3月18日(日)の3週連続、NHK BSプレミアムにて放送されます。
主人公は、佐藤隆太、弟の結婚相手役に、元・大関でタレントの把瑠都が演じます。
『弟の夫』は、小学生の娘を男手ひとつで育てる主人公・弥一(佐藤隆太)のもとに、突然、外国人のマイク(把瑠都)が訪ねて来る。彼は弟の“夫”、つまり同性婚の相手だった――。
風変わりな共同生活を通して、「人と人はどこまで分かり合えるのだろうか」「“家族”とは」といったメッセージをさりげなく、そしてじんわりと深く描いています。
ゲイテーマの漫画作品が、国内でドラマ化されるのは異例の快挙。
本作は同性婚をテーマにした作品ということもあり、原作者の田亀氏は、公式サイトにてこうコメントしています。
「ここ数年の間、世界の様々な国で同性婚が合法化されました。いつか日本でも議論されるかも知れない。そのときに、ゲイや同性婚について何も知らないまま、是非を語って欲しくない。先入観であれこれ言うのではなく、まず知って、そして一人一人に考えて欲しい。ですから、ドラマ化のお話は大歓迎でした」
また実写化については、「原作者というよりもファンの気分でワクワクしている」ともコメントしています。
ゲイコミュニティの枠を超えた『弟の夫』。
実写化でどう描かれるのか、今から目が離せません!