世界には、成りたい自分を手に入れ、世界を変えることに取り組んでいる人たちがいる。
これから紹介する11人のイケメントランスジェンダーは、その典型だ。彼らは、人生における様々なハードルを乗り越え、自身を偽ることなく、トランスジェンダーとしてカミングアウトをし、トランスジェンダーの権利を得る為に活躍している。
「人生をどのように始めても、人は自分が成りたいように成れる」
そんなことを身を持って教えてくれる、見た目も中身もイケメンなトランスジェンダー男性11人を紹介しよう。
キノン・マッキノン(Kinnon Mackinnon)
キノンは、LGBTのスポーツの祭典であるGay Games 2014に参加し、メディアを賑わせた。それだけでなく、彼はパワー・リフティングの部門で優勝し、出身国であるカナダに金メダルをもたらした。
スカイラー・カーギル(Skylar Kergil)
スカイラーは、自身の性別適合過程を動画日記としてYoutubeに公開している人気ユーチューバー。
彼の動画には、息子を熱心にサポートする母親も頻繁に登場している。
ローレン・キャメロン(Loren Cameron)
ローレンは、レズビアンやトランスジェンダーの人々の身体をありのままに写し出すことに長けている、世界的に活躍する写真家だ。
バック・エンジェル(Buck Angel)
バックは、ポルノ俳優やプロデューサー、活動家として活躍するトランスセクシャルのパイオニア的存在。
彼の仕事は、アダルト業界に留まらず、デートサイトの運営や性別適合手術を必要とするFTMのための基金支援、トランスジェンダーの権利についてテレビ番組で発信するなど多岐に渡る。
バリアン・ブッシュバウム(Balian Buschbaum)
バリアンは、ドイツで有名な女子棒高跳びの選手だったが、2007年に怪我の為に引退。一年後の2008年、彼は性別適合手術を受け、男性となった。
イアン・ハーヴィー(Ian Harvie)
アメリカでは有名な韓国系アメリカ人コメディアンであるマーガレット・チョーとツアーを行ったこともある、同じくコメディアンであるイアンが性別適合を始めたのは最近のこと。
彼は、アマゾンの人気TVドラマ「トランスペアレント」の2エピソードにおいて出演をしている。
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