旅ライターのがぅちゃんです。

日本との直行便を2023年3月に開設するイスラエル。

現地在住の経験を元に、三大都市「テルアビブ」「エルサレム」「ハイファ」の観光ハイライトをまとめました。（ゲイヌーディストビーチ情報も）

イスラエルはゲイフレンドリー

イスラエルの東京・テルアビブにて。

アジア最大級のレインボープライドの開催地である、イスラエル。暮らしの水準はヨーロッパ先進国なみで、世界幸福度ランキングは9位（2022年）。

場所は中東にあり、地中海に面しています。イスラエルを一言で説明するなら「海と砂漠」。小さな国（四国ほど）なので、国の端まで、日帰りで行けます。

三大都市を日本で例えるなら、テルアビブ＝東京、エルサレム＝京都、ハイファ＝神戸、となるでしょうか。それぞれ紹介していきます。

テルアビブ

テルアビブの「ヤッファ旧市街」からの眺め。

テルアビブにはイスラエルの玄関口「ベングリオン国際空港」があるので、観光客はまず、テルアビブを訪れることになるでしょう。

テルアビブは都市景観が世界遺産に指定されており、「白い都市」と呼ばれています。特に人気の観光地は、「ヤッファ旧市街」と「カルメル市場」。

ヤッファ旧市街。

テルアビブは「中東・北アフリカのゲイキャピタル」と言われており、公式ゲイビーチもあります。名物ゲイバーは「シュパガット」。名物ドラァグショーは「WERK」です。

公式ゲイビーチの「ヒルトンビーチ」。

エルサレム

エルサレム旧市街にて。

「エルサレムはイスラエルの京都」と、現地のイスラエル人が言ってました。

世界遺産の「エルサレム旧市街」に、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地が集結しています。

なかでも有名なのが、ユダヤ教最大の聖地「嘆きの壁」、キリストの墓がある「聖墳墓教会」、イスラム教・第三の聖地「岩のドーム」。

嘆きの壁。ここでユダヤ教徒が嘆くように祈るので、そう名付けられた。

エルサレム旧市街から徒歩10分（800m）のところにあるゲイバーが「ビデオパブ」。お店の周辺には、レインボーフラッグを掲げたカフェもあります。

ビデオパブ周辺の雰囲気。

ハイファ

世界遺産「ハイファと西ガリラヤのバハイ教聖地群」より。

「山と海」といった印象が強い、ハイファ。世界遺産の「ハイファと西ガリラヤのバハイ教聖地群」は、イスラエルを代表する絶景です。

ハイファの近くある港町「アッコ」もおすすめです。アッコの世界遺産「アッコ旧市街」内にある海鮮料理屋「ウリブリ」は、中東で最も注目されるレストランのひとつ。

ウリブリの名物「サーモン刺身&わさびシャーベット」。

余裕があれば、古代都市「カイサリア・マリティマ」に寄るのも良いでしょう。テルアビブとハイファの真ん中にあります。

カイサリア・マリティマの水道橋。海水浴場なので、泳いでもよい。

おまけ：ゲイヌーディストビーチ

ゲイヌーディストビーチ「ガアシュ」につづく道。

カイザリヤ国立公園の近くにあるのが、イスラエル唯一のゲイヌーディストビーチ「ガアシュ」。アクセスは車が便利です。

関連記事｜エロも絶景もあるイスラエルのゲイヌードビーチ「ガアシュ」

イスラエルの交通に関して、都市間の移動は電車かバス、都市内はバスかタクシーが一般的。タクシーは口約束だとぼったくられるので、メーターにしてもらうと平和でしょう。

イスラエルのタクシー。2〜3キロで30シェケル（900円）くらいなら妥当。