プロボクサーで世界王者マニー・パッキャオが、同性愛者は「動物以下だ」と発言したことを謝罪した。
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パッキャオは、史上二人目となる8階級制覇を達成したフィリピンの英雄。今年4月に引退を発表している。
そんなパッキャオは、フィリピン地元テレビ局のインタビューにて「動物は男か女か判断できるだけ(同性愛者より)マシだよ」「もし男同士、もしくは女同士で結婚するなんて動物以下さ」と差別発言を行い、大きなバッシングを受けていた。
しかし発言から2日後の2月16日、自身のインスタグラムに動画を投稿し謝罪。
「同性愛者の人々を動物と比較したことを申し訳なく思っている。私の発言で傷つけてしまった人々に謝罪したい」と語った。
彼は敬虔なキリスト教徒であり、その立場から発言をしてしまったと明かしている。
パッキャオは4月の引退後、5月に行われるフィリピンの上院議員選挙に出馬予定であり、政治家として保守的なイメージをアピールしたいのでは?と各メディアが報じている。