2月17日(現地時間)、スポーツ用品最大手のナイキ社は、プロボクサーのマニー・パッキャオの「同性愛カップルは動物以下」発言をうけ、契約解除を発表した。
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今週はじめ、ボクシング8階級制覇の世界王者パッキャオが、地元テレビ局のインタビューにて「動物は男か女か判断できるだけ(同性愛者より)マシだよ」「もし男同士、もしくは女同士で結婚するなんて動物以下さ」と差別発言を行い、大きなバッシングを受けていた。
そんなパッキャオの差別発言に、ナイキがスポンサー契約を打ち切る制裁にでた。
ナイキは、「パッキャオのコメントは忌まわしいものだと感じている。我々はいかなる差別にも厳重に抗議し、LGBTコミュニティーを支援している」と声明を発表した。
ナイキといえば、昨年の米プライドパレードにて、LGBT支援を掲げるコレクション『BETRUE COLLECTION(ビートゥルー・コレクション)』を発表するなど、積極的なLGBTサポートを行っている。