名女優シャーロット・ランプリング主演作『さざなみ』が、2016年4月に日本公開される。
メガホンを取ったのは、オープンリーゲイのアンドリュー・ヘイ監督。
ヘイ監督は、『ウィークエンド(2011)』で世界各国のインディペンデント映画祭で数多くの賞を受賞し、2012年には東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映され喝采を浴びた。
また、サンフランシスコに住むゲイ達の友情を描いた米人気ドラマ『LOOKING(2014-2015)』を手掛け、世界中のゲイ達から熱い支持を得ている。
そんなヘイ監督が手掛けた最新作『さざなみ』は、前作からは想像付かない、結婚生活45年目を迎えた熟年夫婦の危機を描く作品。
45年という歳月を共にしながらも、たった1通の手紙で夫婦関係に亀裂が入りゆらぐ姿から、結婚観や恋愛観の埋められない溝を突き付けられる衝撃作だ。
夫婦を演じたシャーロット・ランプリングとトム・コートネイは、その円熟した演技でベルリン国際映画祭の銀熊賞(主演女優賞・主演男優賞)をW受賞する快挙を達成。
そのほか、ランプリングは、ロサンゼルス映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞、エディンバラ国際映画祭、ヨーロッパ映画賞、サテライト・アワード映画部門でも主演女優賞に輝き、さらに、本年度アカデミー賞に70歳にしてノミネートされ注目を集めている。
『さざなみ』
東京・シネスイッチ銀座ほかにて4月より全国順次公開
監督・脚本:アンドリュー・ヘイ
キャスト:シャーロット・ランプリング、トム・コートネイ ほか