トランスジェンダーの青春を描く実写映画『となりのとらんす少女ちゃん』に、タレントのはるな愛の出演が発表された!
本作は2026年秋に劇場公開を予定している。
映画『となりのとらんす少女ちゃん』は、とら少の同名漫画を原作に、東海林毅監督が脚本・演出を手がける作品。
監督は、トランスジェンダー当事者を起用した映画『片袖の魚』(2021)で話題を呼んだ人物として知られている。
主演はトランスジェンダー当事者で、2025年秋公開の映画「ブルーボーイ事件」で劇映画初出演にして主演に抜擢された中川未悠だ。
はるな愛が演じるのは、主人公の母親役。
これまで“ニューハーフタレント”として一時代を築いてきた彼女にとっても、母親役はキャリア初の挑戦となる。
発表にあたり、はるなは「親子の関係をお芝居を通じて体験することで、自分の母親がどう思っていたのかを体感したい」とコメントを寄せた。
さらに撮影スタッフには、『夏目アラタの結婚』『鎌倉殿の13人』を手がけたカメラマン・神田創や、『舟を編む』で日本アカデミー賞音楽賞を受賞した渡邊崇ら実力派が名を連ねる。
舞台の一部は福島県浜通りで撮影され、相双フィルムコミッションが全面協力しているとのことだ。
クラウドファンディングも進行中で、Motion Galleryにて2025年9月9日まで支援を募集中だ。プロジェクトページでは撮影の裏側やメッセージが公開されており、すでに多くの支援者が集まっている。
日本発、トランスジェンダー俳優によるクィアなコメディ映画。
公開は2026年秋と少し先だが、ぜひスクリーンでチェックしたい作品だ。