今期もっとも注目のゲイテーマの映画『クィア/QUEER』が、5月9日より全国公開スタートした!
前作『君の名前で僕を呼んで』で大ブレイクしたルカ・グァダニーノ監督が手がける最新作。
同じくゲイテーマの本作は、『007』シリーズで知られるダニエル・クレイグが孤独な中年男性を演じ、若いミステリアスな青年に恋をするというヒューマンドラマ。
〈ストーリー〉
1950年代、メキシコシティ。アメリカ人駐在員ウィリアム・リー(ダニエル・クレイグ)は、酒と薬に溺れ、退屈な日々を過ごしていた。
ある日、彼は若く美しいユージーン・アラートン(ドリュー・スターキー)と出会い、一目で恋に落ちる。ユージーンはリーの想いに気まぐれに応えるが、求めれば求めるほどリーの孤独は深まっていく。
リーはユージーンとの関係を深めるため、幻覚作用のある植物「ヤーヘ」を探す旅に誘い出す。二人は南米のジャングルへと向かい、現実と幻想の境界が曖昧になる中で、愛と自己の探求を続ける──。
以下、予告編
本作は、ウィリアム・S・バロウズの自伝的小説『Queer』を原作としている。
映画では、ルカ・グァダニーノ監督×気鋭のスタジオ「A24」がタッグを組み、原作のテーマを現代的な視点で再解釈し、愛と孤独、自己認識の旅を描く。原作の持つ深いテーマ性が、映像を通じて新たな形で表現されている。
そして、『007』シリーズで知られるイケメン俳優ダニエル・クレイグが、酒と薬に溺れるダメダメな中年男性を演じているところも見逃せない。
これまでにない繊細な演技を披露しており、彼の内面の葛藤や孤独、執着を表現する演技は観る者の心に深く響く。
『クィア/QUEER』は、愛と孤独、自己の探求をテーマにした作品であり、ダニエル・クレイグの新たな演技やルカ・グァダニーノ監督の映像美が際立つ傑作だ。
ぜひ気になる人は劇場でチェックしてみて!