スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督がタッグを組んだ映画『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』が7月12日より全国劇場。
上映時間は31分の短編映画となっている。
本作は、2人の中年カウボーイの愛憎入り混じるラブロマンス。
25年ぶりに再会したカウボーイ2人は元恋人同士。昔のように愛を確かめ合う彼らだが、残酷な運命が立ちはだかる──。
男性社会で生きるクィアたちのせつない愛を描いた西部劇は必見だ。
(以下、予告編)
ちなみに「ゲイのカウボーイ」といえば・・・かの名作ゲイ映画『ブロークバック・マウンテン』に似ている。
これに対してアルモドバル監督は、映画サイト「IndieWire」のインタビューでこう返答。
「これは私の、『ブロークバック・マウンテン』に対する個人的なアンサーのようなものになるかもしれません」
「登場人物の2人は、決して自由を獲得しているわけではありません。あれを観て、誰も『人間は自分の望むものになっていいのだ』とは思わないでしょう」
名作『ブロークバック・マウンテン』といえば、アン・リーが監督を務めたゲイ映画。アカデミー賞の3部門受賞する快挙を成し遂げた作品だ。
悲恋もののストーリーだっただけに、本作ではアルモドバル流の”答え”を出してくれるかもしれない。
映画は7月12日より全国劇場公開。
料金は一律1000円で鑑賞できるので、ぜひ劇場でチェック!